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注目の新作スマホゲーム『新月同行』の先行プレイレポートをお届け。先行プレイで判明した本作の魅力や注目ポイントをご紹介!

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『新月同行』ゲーム紹介

累計1,000万DLを突破したターン制ストラテジーが日本上陸

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『新月同行』はFirewick Networkが開発しGarenaから2025年リリース予定の、「オカルト×都市探索」をテーマにしたターン制ストラテジー。プレイヤーは「超実体」と呼ばれる人知を超えた存在を収容する「超管局」の隊長として、個性豊かな仲間たちと共に都市で巻き起こる「超実体」由来の事件を解決しつつ、自身の失われた記憶にまつわる謎に迫っていくことになる。

本作はすでに中国ではリリースされており、都市×オカルトのストーリーが高い評価を受け累計1,000万DLを達成した人気作。そのストーリーや3Dに劣らぬ2Dでの演出が特徴だ。先行した環境での評価も高く、これから開始される日本版の運営にも期待が持てるタイトルだ。

今回はそんな『新月同行』において先行プレイの機会を頂けたので、日本リリースが待たれる本作がどのようなものかを紹介していく。

『新月同行』ストーリー紹介

顔を失った主人公と、人知を超えた超実体を収容する組織「超管局」

物語は記憶を失った主人公(隊長)が目覚めるシーンから始まる。プレイヤーの分身となるオレンジブレイド部隊隊長は「超実体」という人知を超えた存在に対する「超管局(超常現象管理局)」の一員だが、超実体にまつわる大きな事件に巻き込まれ、不可思議なことに記憶だけではなく「顔」までも失ってしまっているのだ。この時に何が起こったのか、そして自身が消えていくような現象を探っていくのが『新月同行』メインストーリーの軸になる。

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しかし冒頭の事件はそれだけでは終わらず、「残王」を筆頭に収容されていた超実体が開放され、しまいには「超管局」の一部から主人公こそがこの事件の首謀者ではないかとの疑いすらかけられてしまう。そこで現場に駆けつけた部下「千秋(センシュウ)」らオレンジブレイド部隊と共に、信用のおける「超管局」メンバーと共に自身の失われた記憶を取り戻すための探索を始めるのが冒頭の展開だ。

都市で巻き起こるオカルト現象を解決していけ!

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主人公たちのホームとなるのは「幽影列車」という乗り物。これも「超実体」のひとつであり、現実空間の束縛を受けない存在だという。『新月同行』の核となる「超実体」は、現実にある物体が形を成したものも多いが、基本的に“物理法則を超越した独自の能力を持つ存在”と考えたら理解しやすいだろう。

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メインストーリーはもちろん、キャラクターに焦点を当てたサブストーリーも豊富だ。幽影列車の内部(ホーム画面)では端々で仲間たちとの短いコミュニケーションも挟まれるため、「ゲームシステムに熱中していたらキャラの個性すら把握できていないままだった」なんてことにはならないだろう。それでなくとも、仲間は戦闘において強烈な個性を見せてくれる。たとえば千秋は「トランクケースから謎の剛腕を出す」といったように各々が特徴のあるモーションをしてくれるため、プレイすればするほど没頭しやすいタイプのゲームだ。

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『新月同行』キャラクター紹介

豪華声優陣で彩られる個性豊かな仲間たち!

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『新月同行』はメインストーリー全編がフルボイスで、さらには掛け合いの際にも多くボイス付きで喋ってくれるという贅沢さ。声優陣も雨宮天さん演じる「龍井(リュウセイ)」や島﨑信長さん演ずる「伝影(デンエイ)」など、豪華なメンツとなっている。

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カッコ良さが際立つ隊長(主人公)

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プレイヤーの分身となる「隊長」は、顔を喪失しているというのもあって顔面が覆い隠されるほど白い帽子を目深にかぶり、白いコートという出で立ち。中身はプレイヤーの想像に任せてくれるタイプだが没個性的ではなく、「カッコいい」とすら感じさせてくれる特徴的なビジュアルだ。

チュートリアルからサポートしてくれる千秋(センシュウ)

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「オレンジブレイド」所属の千秋(センシュウ)も愛らしく、好きになれる。彼女は相棒のようにプレイヤーをサポートする役割だが、明るく活発で自分のことを「スーパー美少女秘書」と自ら名乗ったりするムードメーカーでもある。戦闘ではトランクケースから質量を無視した剛腕を出すにとどまらず、その腕で次元を開くような演出もあるあたり謎が深そう。公式Xでちびキャラとしてデフォルメされているのも可愛い。

新月同行先行プレイレポート_画像9▲ド派手なスキル演出も見どころ!

キャラクターの関係性も把握できる!

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他にも魅力的なキャラクターは数多いのだが、キャラクター資料では他の人物をどのように思っているかが読めるのは地味に助かるところ! たとえば千秋は同じ「オレンジブレイド」部隊の鳴霜(ミンソウ)、星涼(シンリュウ)、忠元(チュウゲン)からどう見られているのかがわかるし、その逆に千秋が他のキャラクターをどう思っているのかもひとつひとつ違ったテキストで読めるので、関係性の把握に一役買うだろう。

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『新月同行』システム紹介

理解しやすい陣形システム!

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『新月同行』はオーソドックスなターン制ストラテジーで、RPGに慣れている方にはとっつきやすいバトルシステムだ。各キャラクターに3つのスキルが設定されており、控えメンバーのサポートおよび主人公による補助コマンドが発動できるとあって理解しやすいだろう。しかし特徴的で面白いのは陣形についてのシステム。主人公たちは横一列に四人並んでいるとされ、同じく最大4人で並んだ敵と相対している状態だ。

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これによって「攻撃しにくい敵」と「攻撃されやすい味方」が設定されているのだ。中心(右から2番目、3番目)にいるキャラを耐久力の高いキャラにして、1、4番目にアタッカーなどを置くことで敵の数を減らしていくなど戦略を練る必要がある。事前に相手の並びを確認して、特に強い敵の目の前に頑丈なキャラを配置することも必要になってくるだろう。

没入感高まる都市探索も魅力

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本作はバトルのみならず、探索要素にも力が入っている。リアルな生活感のある街中はインタラクションできる箇所も多く、細やかなポイントにも独特な反応が返ってくるのだ。クエストに入る前の編成では、選択肢に影響する「思考」や「体力」などの点数も満たしているか考える必要もある。それを満たしているか否かで、(進行不能にはならないものの)別の選択肢を選べなくなったりもするのだ。

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冒頭以降は都市部での目的達成や騒動を解決していくことになる。こちらはメインストーリーだけではなく、「伝聞調査」「都市事件」「外伝物語」など様々なコンテンツから「超実体」にまつわるサブストーリーやバトルを体験する事ができる。サクッと“奇妙な物語”が味わえるのも魅力だが、「伝聞調査」などでは時間経過で資料が集まっていくなど、実際に調査している感触も味わえて没入感も味わえた。

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また、『新月同行』は「超実体」という独自性の強い題材を扱っているため序盤では理解できない専門用語も出てくるが、そのたびに左下にその用語はどのような意味かを確認できるボタンが入るのも親切だ。

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『新月同行』先行プレイ感想

『新月同行』は“没入感”に特化!?キャラ愛が深まりそうなシステム群

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ここからは実際のプレイフィールを交えレポをお届け。『新月同行』は2Dで表現された作品ではあるが、体験してみた限り相当キャラクターの表現に重きを置いた作品だった。ホーム画面や必殺技演出にてアニメーションにより活き活きと動くのはもちろん、バトルでは仲間たちの背中まで観ることができて“キャラが一枚のイラスト”とはならない存在感の強さが嬉しい。

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さらには前述の通り、随所で仲間同士の関係性や細やかな掛け合いがプレイ中でも多く存在しているため、自然とキャラがどのような性格をしているのかがわかるようになっている。要するに“キャラ愛”を持つにいたる道筋が多く丁寧に用意されているのだ。この「没入感」に関しては、専門用語の注釈機能も一役買っている。

シリアス一辺倒じゃない!時にコミカルなシナリオも魅力のひとつ

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プレイしていて面白かったのは、キャラ同士のギャグテイストの掛け合いの末、仲間同士でのバトルが開始されたところ!ケンカしちゃってるじゃんと思いつつ、敵に回った味方が案外強いことに頼もしさと切なさが……。戦うのは超実体という怪異のみならず、とあるボスは人間を相手にしたりと少年漫画的に燃える展開もある。

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また、本先行プレイにあたり提供されたキービジュアルの中には、(プレイの範疇で触れられなかったものの)戦隊モノを意識したようなオレンジブレイド部隊のイラストまで存在。何がどうしてこうなったのかが非常に気になるところ。照れを隠せない鳴霜が可愛い。

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外伝物語の「大覚の日」では「南廷市」に一日だけ現れ、街の人間たちを祭りのように踊らせて、その記憶を消して去っていくという奇妙な超実体「獅儺」、そして記者見習い「白槿(シロムクゲ)」にまつわるストーリーが味わえた。

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ここでは白槿のちょっとかなり暴走気味な性格と同時に、「南廷市を一日だけ歌って踊らせ、そのこと自体を忘れさせる」という獅儺がもつ南廷市への愛を知る事ができ、短いストーリーながらもしんみりとした感傷に浸ることができた。ストーリーのみなら10分20分のプレイ時間だろうに、かなり密度のあるゲーム体験を味わわせてくれることに驚かされる。

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そして感じた『新月同行』の魅力は、そのビジュアルのテイストやBGMなどを含めた“全体的なセンスの良さ”だ。プレイするかどうかを迷っている人がいるなら、まず触ってみてほしい。もしプレイして「このタイトルは自分向きだ!」と感じられたなら、すぐにキャラクターや『新月同行』の世界を愛せるようになるだろう。

中国市場で先行して展開されているバージョンアップなども現状では過度なインフレなどはなく、ストーリーも高評価となっているのでプレイした後に運営の方針に悩まされるということも少なそう。都市×オカルト(超常現象)が好きなユーザーはぜひ遊んでみては。

『新月同行』基本情報

タイトル名 新月同行
ジャンル ターン制ストラテジーRPG
価格 基本無料(一部課金要素を含む)
対応機種 iOS/Android
公式サイト 『新月同行』公式サイト
公式X 『新月同行』公式X
権利表記 Copyright © Garena
Copyright © Firewick Network

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この記事の執筆者
高村さんアイコン 高村響
ゲームをしながら「今日ゲームしてないな」と想う日もあるゲームライター。好きな作家は安部公房。アイコンは愛犬のレントゲン写真です。
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