新作スマホゲーム『ANGELICA ASTER』の先行プレイレポートをお届け。先行プレイで判明した本作の魅力や注目ポイントをご紹介!
『ANGELICA ASTER』ゲーム紹介
天使VS神獣、異種族の空での戦いをハイグラフィックスで描くRPG
『ANGELICA ASTER』は、DMM GAMESが運営する2024年12月4日リリース予定のターン制RPGだ。
対応プラットフォームはiOSとAndroid、PC(Windows)ブラウザのDMM GAMES。App StoreとGoogle Playは、現在も事前登録が受付中だ。
なんとどの方法で遊んでもデータが共有されているので、外出先やスキマ時間にはスマホで、自宅でじっくり大きな画面で遊びたいときはPCで、といった遊び方ができる。
ゲームでは味方サイドの”天使”と、敵である”神獣”の3Dバトルがエフェクトやボイスなど迫力ある要素を兼ね備えたハイグラフィックスで描かれる。さらに映画のような重厚なストーリーを体験できる、超本格的ファンタジーRPGだ。
今回は正式サービス開始前に先行プレイの機会をいただいたので、本記事では『ANGELICA ASTER』の濃厚な世界観・ストーリーやこだわりのハイグラフィック、バトル・育成システムなどについて迫っていく。
※記事内使用画像は、全て開発中のものになります。
『ANGELICA ASTER』ストーリー紹介
襲いかかる「神獣」により、ピンチを迎える人類…救ったのは「天使」になった少女たち
本作では、RPGらしく濃厚な舞台設定やキャラクター背景で構築された世界観を味わえる。描かれるのは“天使の少女”たちと、ドラゴンやカラスなどを模した巨大空中戦艦“神獣”の戦いだ。
物語は、ある日舞台である「ユーファリア」の空中に突如として古代遺産戦艦「神獣」が顕れたことで幕を開ける。神獣は手の届かない空から一方的に人類を襲い、為す術もなく一方的に滅びを迎えるかと思われた人類だったが……。
そんな窮地を救うべく、自身の命を賭して「天使」となり翼を授かる少女たちが現れる。天使は「グレゴールの林檎」と呼ばれる古代文明の遺産「オーパーツ」を喰らい、唯一神獣を倒す力を得た存在だ。空へ向かう手段を得た天使たちは大空へ翔び立ち、神獣へと挑んでいく。
失われた希望溢れる世界を取り戻し、明日を紡ぐか。それとも世界ごと終わらせてしまうか。プレイヤーは世界の命運を握る天使たちの「指揮官」となり、運命を共にしていくことになる。
収集要素でさらなる重い物語が繰り広げられる…ダークファンタジー小説のようなシナリオも
本作が綴る重厚な物語は、メインストーリーで語られるだけでは終わらない。ゲームを進めていく内に神獣から手に入ることがある「神獣の謳」と、入手した謳を天使が一定回数以上聴くと手に入る「天使の謳」を集めると、悲壮感溢れるお話がさらに語られるのだ。「神獣の謳」8個、「天使の謳」は4個集めるごとにシナリオが1章分開放されるという仕組みになっている。
それぞれの謳を集めるとまるで映画や小説に触れているかのような、ダークファンタジー風味の物語を読むことができる。思わず涙なしでは読み進められないものになっているので、本作をプレイするなら絶対に読んでおこう。
『ANGELICA ASTER』キャラクター紹介
美しい天使たちはなぜ戦うのか? 深いキャラクター設定が物語を引き立てる
過酷な宿命を強いられた天使たちは、美しく可憐な見た目の少女ばかり。思わず「神獣が襲ってこなければ年相応な生活をできたのだろうか……」と考えざるを得ないほど、戦いに立ち向かう理由がしっかり1人1人に設定されている。
金髪碧眼、騎士のような衣装を纏った「スレイヤー」は、人々のために神獣を滅ぼす決意をした責任感の強い少女。純真な心を持ち、弱き者に寄り添う優しい性格だ。また持っている剣は実は双剣で、どこかに対になる剣があるとか……。一体なぜ1本しか携えていないのか、気になっている内に好きになってしまうこと間違いなしだ。
一方、健康的な褐色肌と筋肉がたまらない「デウス」は、人間が嫌いで世界を滅ぼしたいと思っているという、どちらかと言えば神獣寄りな性格をしている。それでもなぜ天使になって戦うのか、それは大好きな猫を守るためだそう。各々、全く違う目的を持って戦いの日々に身を投じているのだ。
もちろん性格だけでなく、キャラクターデザインも素晴らしいの一言。天使ではなく悪魔のような翼を持つ「フレイム」や、なぜか“アザラシ” の姿で登場する名前も印象的な「あざらし」、さらには全身を装甲で包みメカメカしい「ザクロ」といった個性豊かな天使がズラリ。みな揃って美少女なので、確実に一目で気に入るキャラクターが見つかるだろう。
天使たちはガチャを引くことで増えていく。その際のガチャ演出にストーリー通りの“少女が林檎を食べる”というカットが入っており、神秘的なワンシーンも必見だ。
『ANGELICA ASTER』システム紹介
天使のスキル演出は固有モーション! いろんなキャラクターで戦いたいターン制バトル
本作ではターン制RPGのジャンル通り、味方フェイズが終わると敵フェイズに移行する非常に分かりやすい流れでバトルが進行していく。パーティメンバーは最大5人。
ただ交互に攻撃というだけでなく、強力なスキル(攻撃)を繰り出せばその分だけ次に自ターンが回ってくるタイミングが遅くなるというルールを採用している。強いスキルを連発していれば当然手数が減ってしまうので、戦略をもって戦う必要がある。
また、スキル選択時には相手にどれだけダメージを与えられるかの予測が表示される。リアルタイムアクションではないからこそじっくり考えられるので、次ターンでの動きも想定しながら立ち回っていこう。
そして天使たちが繰り出すスキルの演出は必見! なんと全キャラクターごとに全く異なる専用モーションが用意されているのだ。レアリティの高い天使だけでなく、本当に全ての天使が固有の動きを見せてくれる。
お気に入りキャラクターだけでなく、ついついいろんな天使を編成したくなってしまう。RPGなのに、激しいアクションゲーム並みの3Dグラフィックを堪能しよう。
バトルの鍵を握る「ジョブ」をマスターして戦局を有利に立ち回ろう
本作におけるバトルシステム最大の特徴は「ジョブ」だろう。各天使には異なるスキルやステータスの伸び方を持つジョブが設定されており、それらを活かす戦い方をすることでバトルを優位に進められる。
ジョブは攻撃・防御に優れた「ファイター」「ディフェンダー」、圧倒的なダメージを叩き出せる戦士「バーサーカー」、パーティに1人は必ず欲しい「ヒーラー」など。そのほか「チェイサー」「ガンナー」「スナイパー」「ブラスター」「ギャンブラー」「パンツァー」の計10種がリリース時点では実装しており、今後も順次追加される予定だ。
そしてジョブによって全く異なる多彩な効果を持つ「ジョブコマンド」が戦局を大きく変える。例えば次に攻撃を食らうと倒れてしまう味方がいたとき、ディフェンダーが持つスキルは敵からのヘイト(狙われやすさ)を稼ぎやすく敵の注意を自分に向かわせられる。
さらに、ファイターであれば、ターン毎に獲得する「ブースト球」を使用してスキルをさらに強化して攻撃。またパンツァーには「装甲」を付け替えて能力を変化させるという、カスタマイズ機能が備わっている。チェイサーであれば、「ギアチェンジ」を行って速度(行動順)を上げ、敵を翻弄する戦い方ができるといったものだ。
ひとつのジョブスキルで倒れるはずだった味方の生存率を上げるなど、突破口が開けるのでバトルをするにはまず天使たちのジョブを見極めることが重要だ。神獣に挑む際はしっかりと敵が持っているスキルを確認し、適したパーティ編成を行って挑んでみよう。
「覚醒」でさらなる力を!RPGらしい育成要素も満載
また本作はRPGなので育成要素も充実。バトルを積み重ねアイテム「ガルダ」などを使ってレベルを上げていくと、どんどんステータスが強化されていく。
さらにレアリティが★5以上の天使は、「覚醒」するとジョブがパワーアップ。これまでロックされていたジョブコマンドを新たに発動できるようになる。なお★6は2回覚醒を繰り返すと、さらなる力を得る。スキルの成長はステータス画面で確認できるので、計画的に天使を育てていきたい。
また実は経験値だけでなく、“好感度”も上昇させることができる。”好感度”が上昇するとパラメータが上昇しボイスや秘蔵画像も解放される。愛を注げば注ぐほど応えてくれるというわけだ。
またプレイヤーのナビゲーター的な役割を担っている「ユノ」による“スパルタ講座”を受けると、一気に能力を上げることも可能。上手く活用して育成していこう。
重めのストーリーだからこそ、ミニゲームでホッと一息できる
本作には激しいバトルだけでなく、ゆったりと息抜きできる要素も搭載されている。天使たちが居住する戦艦内にある「喫茶『鳩』」にアクセスすると、ミニゲームで遊ぶことができるのだ。釣りやガラポン、コイン落としといった気楽に遊べてホッと一息つけるものが用意されているので、重めのストーリーだからこそ小さな平和を楽しんでほしい。
また喫茶内では天使たちと会話できる。彼女たちの性格が垣間見え、戦闘時の凛々しい振る舞いから一転、穏やかな姿を見られるので好きなキャラクターができた場合はぜひとも触れ合っておこう。
バトルに行き詰まったり、可愛い天使たちに癒やされたいときに足を運ぶとリラックスできること間違いなしだ。
『ANGELICA ASTER』先行プレイ感想
天使×ファンタジー×超重厚ストーリー! これぞRPGという要素を詰め込んだ1本
『ANGELICA ASTER』は、やはりそのメインビジュアルやキャラクターデザイン通り、重厚な物語が最も魅力の作品だと感じた。近年はRPGであってもスマホでサクッと、気軽な心持ちでプレイできるゲームも豊富に展開されているが、本作は深い世界観で織りなす“ファンタジー世界”をファンタジーたらしめる天使や神獣といった要素を用いて、見事に描ききっていると言える。
またターン制コマンドバトルという、プレイしてすぐにバトルシステムを理解できる仕様なのがRPGを愛するプレイヤーとしてはたまらないものだ。それでいて激しいアクションゲームのように縦横無尽に天使たちが画面を駆け巡り、迫力あるハイグラフィックスがプレイしていて視覚的にも楽しい。神獣の禍々しいモデリングもたまらない。
そして、3Dモデルだけでなくキャラクターの立ち絵も美麗そのもの。天使らしい白い翼だけでなく一風変わった翼を持つ天使など、翼ひとつに対するこだわりも素晴らしいものだ。作り込まれたイラストにも目を引かれることだろう。
RPGが好き、重厚ファンタジーが好き、美少女が好き、はたまた天使好きなど、どんなニーズにも対応するゲームになっていると思った。スマホだけでなくPCブラウザからでも遊べる幅広い選択肢が用意されているので、ガッツリ遊ぶゲームとしてぜひプレイしてほしい。
『ANGELICA ASTER』基本情報
タイトル名 | アンジェリカアスター |
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ジャンル | 天使と神獣のRPG |
価格 | 基本無料(一部課金要素を含む) |
対応機種 | iOS/Android/PC(Windows) |
公式サイト | 『ANGELICA ASTER』公式サイト |
公式X | 『ANGELICA ASTER』公式X |
権利表記 | ©2024 EXNOA LLC |
この記事の執筆者 | |
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八羽汰わちは | |
はちわたわちは(回文)メディアへの憧れとゲーム好きが融合してゲームライターに。 幅広く手を出すが一番好きなジャンルはJRPG。特技はヒトカラ12時間。 |
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