3DタクティクスRPG『天啓パラドクス(テンパラ)』のアプリ版先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『天啓パラドクス』ゲーム紹介
少女とモンスターの3DタクティクスRPG

『天啓パラドクス』は、様々なモンスターが生息する世界で大冒険を繰り広げる「少女と魔物のタクティクスRPG」だ。今月13日にPCブラウザ版がリリースされるや否や、その可愛らしいキャラデザインと戦略性の高いバトルで話題となった本作。本稿ではそんな『テンパラ』のアプリ版を一足先にプレイした筆者が、その魅力をたっぷりとお伝えしていく。
戦略性に富んだシミュレーションバトル

改めて筆者がいうまでもなく、画面から美少女たちの可愛らしさが溢れ出している『天啓パラドクス』。だがファンシーな見た目とは裏腹に、そのゲーム性は極めて硬派なものとなっている。ど真ん中ストレートのシミュレーション戦闘は、ゲームに戦略性を求める方にとって最高の舞台だ。

本作のバトルは5人パーティ制を採用しており、好きなキャラクターを好きな初期位置に配置できる。各キャラクターの性能ははっきりと差別化されているため、パーティ編成の重要性は想像以上に大きい。攻撃役と回復役を両方組み込むなど、偏りのない編成は必須だ。

バトルが開始すると、画面左上に表示された行動順に従って、敵味方キャラに手番が回ってくる。キャラクターは各々の「移動力」の値だけマス目を移動することができ、盤面を駆け回りながら通常攻撃やスキルを駆使して敵を全滅させていく、というのが基本的なルールとなる。
スキルの活用が勝負の鍵

各キャラクターが持っているスキルの性能は千差万別。敵一体に大ダメージを与えるものから、広範囲にダメージを与えるもの、はたまた味方を回復するものまで様々だ。射程距離や効果範囲に大きな違いがあるため、スキルを活用する者が勝負を制すといっても過言ではない。

しかしながら、全てのスキルの性能を完璧に把握するのは難しいのも事実。そんな時は先に使いたいスキルのボタンをタップしてしまえばOKだ。その技が当たる敵が画面上に表示され、その状態でさらに攻撃したい敵をタップすれば、キャラクターの移動から攻撃までを流れるように行ってくれるのだ。
モンスターを召喚できる!

そしてバトルにおける最大の特徴が「モンスターの召喚」だ。なんと本作では、戦闘中溜まっていく「召喚コスト」を消費することで、予め「Buddy」に設定していたモンスターを盤上に召喚できるのだ。自動で戦ってくれる仲間モンスターの存在は想像以上に心強く、手番を一回消費するに十分な活躍を見せてくれる。
作戦を事細かに決められるオート機能

このように本作のバトルは、「考える」という点において圧倒的な面白みを誇っている。ただ一方で、可愛らしいキャラクターに惹かれて本作を手に取ったユーザーが、必ずしも戦略性を求めているわけではないというのもまた事実だろう。
しかし、そんなタクティカルなゲームに不慣れなユーザーも、オートボタンをワンタップするだけで全てをCPU操作に任せられる。さらに本作では、オートバトル中の作戦をも自在に選ぶことが可能となっている。
無論、マニュアル操作の方がキャラクターの性能を最大限に引き出せることは言うまでもないが、このように手軽に遊べる機能を充実させることで、初心者から上級者まで万人に遊びやすい作品となっているのは特筆すべき点だ。
重厚長大な物語を堪能できる「メインクエスト」

バトルについてご理解いただいたところで、ここからは本作のコンテンツについてご紹介していこう。まずはなんといっても主要コンテンツである「メインクエスト」。こちらでは歯応えのある「バトル」と、壮大な冒険譚が描かれる「ストーリー」を交互に堪能することができる。

商人として生きていた主人公が、記憶喪失の少女と出会ったことから始まる物語は、これまた可愛らしいキャラクターたちとは対照的に、非常に重みのある内容となっている。しかしそれは暗さと言う意味というよりかは重厚感という意味合いが強く、魅力的な登場人物たちによる読み応えのあるシナリオは必見だ。
| キャラクター | プロフィール |
|---|---|
マカロン |
何もわからない?謎多き腹ペコ少女 記憶喪失の状態で主人公たちの前に現れた少女。お腹が空いたと言っていきなりかじりついてきて皆を驚かせた。マカロンという名前は、そのときに貰ったスイーツにちなんでつけて貰ったもの。見えないはずのものが見えたりと、ただの人間とは思えない一面がある。 |
ソフィア |
素直になれないツンデレ剣士 森の国ワーニャ出身の、主人公の幼なじみ。彼に対して好意を抱いているが、近すぎる距離が災いしてか全く気が付いて貰えていない。剣の腕前はかなりの物で、行商に出る主人公の護衛を買って出た。責任感が強く、危機が訪れると皆を守って奮戦する。 |
ナディラ |
故国を救うために旅をするプリンセス 砂漠の国ジャハラの王族。現国王の妹だが、庶子であるため一般人と同じように自由な生活を送っている。主人公との出会いも、リーニャにいる友人を訪ねたことがきっかけだった。おっとりした性格だが芯は強く、仲間思いの性格。飾らない性格のため国民からの人気も高い。 |
ライサ |
災禍について調べている双剣使い 氷の国ジェネラス出身で、主人公達の危機を救ったことをきっかけに知り合った少女。愛想はないが剣の腕前と冷静な判断力で、瞬く間に皆から頼りにされる存在になった。自らの素性についてはあまり語ろうとしないが、主人公について何かを知っている様子。 |
ハンペン |
みんなのマスコット的存在 世にも珍しい人間と会話が出来る魔物。戦闘能力はゼロだが頭の回転が速く、いろいろと物知りでもあるので重宝されている。名前の由来は、主人公と知り合った国であるテーセツの名物から。後から仲間になったミルのことをライバル視している。 |
ミル |
こう見えてけっこう使えるヤツ マカロンの“ともだち”にして移動城の主。とてつもない力を秘めているようだが記憶を失っているため詳細不明。口が悪くぶっきらぼうだがマカロンには優しく、彼女のおねだりならたいていの事は聞き入れてくれる。名前は主人公の好物であるお菓子「ミルフィーユ」から。 |

なおメインクエストに関してはノーマル・ハード・ベリーハードの三段階の難易度が用意されており、主要コンテンツ自体がやり込み要素としての性格を併せ持っている。後述のバトルコンテンツも含めて、とにかく戦う場所に困らないというのが本作の大きな美点だ。
圧倒的なボリュームを誇るバトルコンテンツ
EXボスバトル

さてRPGといえばボス戦が大きな魅力ではあるが、アクションバトルやターン制コマンドバトルと比較して、「巨大な敵」の印象がシミュレーションバトルにあまりないという人も多いのではないだろうか。
そんな固定観念を覆すモードが「EXボスバトル」だ。こちらでは桁違いの強さを誇るボスモンスターとがっぷり四つで戦うことが可能。しかも運良く倒せれば仲間モンスターにまでできてしまうというから驚きだ。
試練の祠

見るからにエンドコンテンツの匂いをぷんぷんさせているのがこの「試練の祠」だ。次々とステージをクリアして階層を駆け上がっていく本モードは、毎月1日にクリア状況がリセットされるリプレイ性の高さと、高難度に見合った豪華な報酬を特徴としており、一度触ったが最後、その虜になってしまうことだろう。
アリーナ

さらに本作にはマルチプレイ要素までもが用意。「バトルアリーナ」では、開催回によっては「モンスター召喚なし」や「特定の属性の攻撃力がアップ」などの限定ルールに則って、他プレイヤーとの非同期PvPを楽しむことができる。さらに、手塩にかけて育て上げたモンスター同士を戦わせる「モンスターアリーナ」も実装予定であることが明らかとなっている。
その他

これらのモード以外にも、経験値アイテムやゲーム内通貨が美味しい「デイリークエスト」や、攻略には欠かすことのできない「素材・装備クエスト」、期間限定でシナリオ付きのバトルが楽しめる「イベントクエスト」など盛りだくさん。とかくボリュームに関しては凄まじいことになっている。
キャラクターたちは「属性のデパート」

そんな優れたコンテンツとストーリーを誇る『天啓パラドクス』だが、その中心にいるのはなんといっても可愛らしいキャラクターたちだ。凛々しい剣士から王家の令嬢、チャイナ服の料理人に果ては鉄火場の壺振りまで、あらゆる属性の女の子が網羅されており、キャラ一覧画面が“一大コンテンツ”の様相を呈している。

充実したバトルコンテンツと呼応するかのように、キャラクターの育成システムも盛り沢山となっている。レベルアップはもちろんのこと、ランクアップ(※レベル上限突破)、覚醒、スキル強化、装備品など様々な形でお気に入りの娘を強化できる。またステータスをレーダーチャートで表示するという、非常に直感的でわかりやすい仕様も光る。
モンスターは「配合」して入手できる

そんな数ある育成要素の中でも、最も注目したいのはやはりモンスターだ。モンスターは「Buddy」として各キャラに装着し、バトル中に召喚して戦わせるほか、キャラクターのステータスにモンスターが持つ特性を反映させられるという「一粒で二度美味しい」存在となっている。

気になるモンスターの入手方法は、大きく分けて2種類。一つはクエストクリア時のドロップで、もう一つは「モンスター配合」による入手だ。なんと本作では特定のアイテムを配合することで、新たなモンスターを生み出せるのだ。当然配分によって生まれるモンスターは異なってくると思われ、この辺りの研究も大いに楽しめることだろう。
放置するだけでOKの「ミルハウス」

育成に必要になってくる各種アイテムはクエストなどで入手できるが、楽して集めたい人は「ミルハウス」を活用するのがおすすめだ。こちらは放置するだけでアイテムが入手できたり、キャラクターやモンスターを育成できたりするという、ライトユーザーにこそ薦めたいお手軽な機能となっている。
「キャラシナリオ」であの娘の新たな一面を垣間見れる

ただそんな風に色々なやり方でキャラクターを育成していると、いつしか戦わせるだけでなく「キャラの新たな一面を見たい!」という気持ちが大きくなってくることだろう。そんなユーザーの思いを見透かしたかのように、本作には「キャラシナリオ」が収録されている。

こちらではメインシナリオでは描ききれなかった、各キャラクターにスポットライトを当てた物語が展開される。時にはキャラと“親密”になれる場面もあるそうなのだが、こちらはキャラクターのレベルに応じてストーリーが解放されていくということもあり、育成により一層力が入ること間違いなしだ。
『天啓パラドクス』先行プレイ感想

今回はモバイル版を先行してプレイさせていただいたが、スマートフォンで遊ぶにあたり、それを不便に感じたシーンは全くなかった。バトルパートに関してはタップでプレイできるということもあり、むしろモバイル版の方が直感的に遊べて良いのでは、という場面もままあったことは忘れずに記しておきたい。

露出度の高いキャラクターという“ツボ”を抑えながらも、謎が謎を呼ぶ奥深いストーリーやモンスター要素を加えた新鮮味のあるシミュレーション戦闘により、コアゲーマーも納得の仕上がりとなっている本作。たくさんの美少女が登場する「ゲーム」をプレイしたいというあなたは、是非一度手に取ってみて欲しい。
『天啓パラドクス』基本情報
| タイトル名 | 天啓パラドクス |
|---|---|
| 配信日 | 【アプリ版】2022年4月26日配信予定 【PCブラウザ版】2022年4月13日 |
| ジャンル | 3DタクティクスRPG |
| 価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
| 対応機種 | iOS/Android/PC |
| 会社 | EXNOA/KMS |
| 公式サイト | 『天啓パラドクス』公式サイト |
| 公式Twitter | 『天啓パラドクス』公式Twitter |
| 権利表記 | ©️2021 EXNOA LLC / KMS,inc. |
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