スクウェア・エニックスの新作アプリ『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ(BDBL)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』ゲーム紹介
王道RPG「ブレイブリー」シリーズ10周年記念作品
昔ながらのバトルシステムのRPGを、現代の技術で遊びたい。そんな想いを持ったゲーマーにとって、「ブレイブリー」の名前は特別な意味を持っている。2012年にニンテンドー3DS向けに発売されたシリーズ第一作『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』は、「王道ファンタジーRPG」ど真ん中の作風と画期的なバトルシステムで、多くのプレイヤーから激賞を受けた。
昨年にはシリーズ最新作『ブレイブリーデフォルトII』がNintendo Switchタイトルとしてリリースされるなど、いまやスクウェア・エニックスの看板タイトルの一つとなった感のある「ブレイブリー」シリーズ。そんな「ブレイブリー」シリーズ10周年記念作品こそ、スマートフォン向け最新作『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』である。
『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』プレイ動画公開中
オールスター作品でありながらも“らしさ”に満ちたストーリー
「ブレイブリー」シリーズの魅力を語る際、まず真っ先に思い浮かべるのがストーリーという人は多い。プレイする手が止まらない先の気になるシナリオは、これほど多くの熱狂的なファンを獲得した最大の理由だろう。そしてもちろん、本作『BDBL』においてもその“伝統”は健在だ。
3つの大陸をまたぐ新たな冒険が描かれる本作。錬金術師見習いの少女「クレア」、用心棒兼遺跡ガイド「スティール」、そして異世界からの来訪者「サンドラ」「ルーファス」からなる“新たな光の四戦士”を軸にして展開される物語は、オールドスクールなJRPGを愛するあなたに、強烈に刺さる内容となっている。
あらすじ
万物の祖クリスタルを創造することを提言した大錬金術師が没して5000年の月日が流れた……
未だ大地にはクリスタルの光は射さず、「血砂」と呼ばれる不毛な荒野が広がり、巨人の矢によって穿たれた南北の大地溝が東西の文化を隔てていた。
大陸の遥か東方からやってきた戦闘民族国家ザレルは、血砂の地を抱く西方の雄クランブルス王国への侵攻を始め、西方諸国を巻き込みながら3度の大戦を経て、侵攻はようやく停止した。
20年後…クランブルス王国は王制を廃止して共和国になり、かつては遺跡の街と呼ばれていたブラスは、血砂荒野のただ中で、唯一水と緑に恵まれた「錬金の街ブラス」として生まれ変わっていた。
そんなある日の晩……
ブラスの近郊に建つピラミッドに眩い光の球が発生し、夜空を照らす!普段から錬金学の研究のためピラミッドに足しげく通っていたクレアの元には、被害の調査をするよう依頼が届いた……
そして『BDBL』における最大の特徴が、シリーズの歴代キャラクターが多数登場するという点である。基本的に「ブレイブリー」シリーズは一タイトルで完結する方式を取っており、他シリーズと比べて作品間の繋がりは比較的薄い傾向にあるのだが、それが「オールスター作品」なら話は全く変わってくる。
スマートフォンの中で再び活躍するセスやイデア、グローリアたちの姿は、長年シリーズを追い続けてきたファンにとってはまさに感涙ものだろう。なお公式サイトでは現在、登場キャラクター21人の詳細なプロフィールが公開されているので、予習の意味でもリリース前に目を通しておくことを強くお勧めしたい。
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キャラクターガチャはなし!
ただ、それだけ登場人物たちの“引き”が強い作品だと、懸念されるのはキャラクターの入手方法だ。ガチャを何十回もまわしてもお目当てのキャラが手に入らなかった経験は、スマートフォンゲーマーならば誰しも一度はあるかと思うが、こと本作においてはその心配は一切ない。
というのも、『BDBL』にキャラクターガチャは存在しないからだ。ではどのように入手するかというと、会話や贈り物で「友好度」を最大まで上げる、もしくはミスリル(課金石)と交換することで“雇用”するのだ。お気に入りのキャラを確実にゲットできるというのは、遊び手にとって最高の仕様に他ならない。
加えて、各キャラクターには「キャラストーリー」が用意されており、本編では描けなかった登場人物たちの新たな魅力を垣間見ることができる。こうしたキャラ一人ひとりにしっかりとスポットライトを当てられるという点は、“運営型の”ブレイブリーならではの強みと言えるだろう。
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「ブレイブ&デフォルト」が鍵を握るコマンドバトル
『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』では、多くのゲーマーにとって馴染み深い「ターン制コマンドバトル」を採用している。左上に表示された行動順に各キャラクターへと手番が巡り、プレイヤーは好きなアビリティ(※キャラ固有の技)を選択するという、誰にとってもわかりやすいゲーム性だ。
ちなみに行動順は、ターン開始時におけるキャラクターの「行動値」によって決定する。行動値は基本的にそのキャラのステータスに大きく依存するものの、アビリティの中には敵の行動値を下げるものもあるため、単にダメージの大小だけではコマンドを決められない戦略性が生まれている。
そして「ブレイブリー」シリーズの戦闘と言えばやはり、「ブレイブ&デフォルト」というシステムを抜きにしては語れない。本作では、アビリティを選ぶ代わりに「デフォルト」という防御状態になることで、ダメージを軽減しつつ「ブレイブポイント(BP)」を一つ貯めることができる。
そして、次以降のそのキャラの手番でBPを消費することで、行動回数を増やすことができるのだ。MAXまで貯めることで最大4回行動ができるので、敵の猛攻を「デフォルト」で凌ぎつつ、好機が来たらBPをぶっ放して一気に反撃、といったメリハリのある戦略も自由自在だ。
さらにユニークなのは、BPは「前借り」もできるという点だ。例えば戦闘開始直後、BPが全くなくても4回行動(=BPを3消費)ができ、その際はBPが-3になる。ただしBPがマイナスで手番が回ってきた場合、BPが1回復する代わりに行動がスキップ、しかもダメージ軽減もなしという、まさに無防備状態となってしまう。
もちろん、敵を全滅させてしまえば“踏み倒せる”ため、ここぞという場面では思い切りの良い判断が必要になってくる。このプレイヤーに全てが委ねられた、コマンドバトルでありながらも自由度の高いバトルシステムこそ、『BDBL』という作品における大きな醍醐味の一つなのだ。
大ボリュームのやり込み要素
また育成に目を向けてみれば、そこには深淵とでもいうべきやり込み要素が用意されている。キャラクターのレベルアップはもちろんのこと、キャラ覚醒(ランクの上昇)やコマンドアビリティの強化、装備品によるステータス上昇など、やるべきことは山盛りだ。
そしてその「装備品」の奥深さが凄まじい。武器や防具は主にガチャで入手するのだが、“手に入れたら終わり”ではもちろんなく、「工房」という場所で徹底的に鍛え上げることが可能だ。中には単なるステータスアップだけでなく「特性付与」といったものまであり、いったいどこまで強化できるのか想像もつかない。
またそうした各種育成に必要なアイテムなどを入手するために、「錬金」というシステムまでもが実装されている。こちらは錬金釜に必要素材を入れ、一定時間を経過させることで新たなアイテムが入手できるというもので、リリース後には何度も足を運ぶことになるだろう。
そのようにして成長させたキャラたちの活躍先は、メインストーリーだけにとどまらない。本作には経験値などが荒稼ぎできる「強化クエスト」や強大なボスへと挑む「レイド」、最深部を目指して突き進む「ブラス地下遺跡」など複数のバトルコンテンツが用意されており、長く楽しめる作品であることは間違いなさそうだ。
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『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』先行プレイ感想
コンシューマーで大人気だったシリーズが、ソーシャルゲームとなるにあたって全く別のゲーム性になってしまったという例には枚挙にいとまがない。だが本作に関しては、紛れもない「ブレイブリー」シリーズであることは誰の目にも明らかだった。
極めて中毒性の高い独創的なバトルシステム、読み応えのあるストーリー、心洗われるようなBGMの数々。歴代キャラ勢揃いというファン待望の作品ながらも、シリーズ入門編としても大いにお勧めできる『BDBL』は、いま最も期待したいスマホRPGだ。
『ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ』基本情報
タイトル名 | ブレイブリーデフォルト ブリリアントライツ |
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配信日 | 2022年1月27日 |
ジャンル | RPG |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
対応機種 | iOS/Android |
会社 | スクウェア・エニックス |
公式サイト | 『BDBL』公式サイト |
公式Twitter | 『BDBL』公式アカウント |
権利表記 | © 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. |
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提供:スクウェア・エニックス