全世界大注目の新ハード「プレイステーション5(PS5)」の最新情報をお届け。気になる「PlayStation5」の発売日・価格・スペック/性能・デザイン・対応タイトルなどを余すところなくお伝えしていきます。
PS5の発売日情報
「2020年のホリデーシーズン」

PS5の発売日は「2020年のホリデーシーズン」であることが正式に発表されています。アメリカにおけるホリデーシーズンは感謝祭(11月第4木曜日)から年末までのことを指し、11月の第4木曜日の翌日にあたる日は「ブラックフライデー」と呼ばれ小売店で大規模なセールが行われることが恒例となっています。
前世代機にあたるPS3・PS4共に発売日が11月中旬であったこともあり、PS5もブラックフライデー商戦に合わせて発売されることが十分考えられそうです。但し、日本におけるPS4の発売日はアメリカから3ヶ月も遅れており、北米と同時発売されるかは現在のところわかっていません。
PS5の値段・価格は?
公式発表はなし
PS5の価格は現在のところ発表されていません。下記の表を見ると、これまでのプレイステーションは4万円〜5万円の価格帯で発売されてきたことがわかります。なお、現在販売されているPS4Pro(1TB)の希望小売価格は39,980円+税であり、それより安い価格設定がされるとは考えにくいのではないかと予想できます。
| 発売当初の希望小売価格(税抜) | |||
|---|---|---|---|
| PS | PS2 | PS3 | PS4 |
| 39,800円 | 39,800円 | 49,980円 | 39,980円 |
スペックとPS4との比較
飛躍的な性能の向上

現在公表されているプレイステーション5のスペックは以下の通りです。
【コンソールゲーム機本体】
・超高速アクセスが可能なカスタムSSD搭載
・AMD社製カスタムチップ搭載
CPU:x86-64-AMD Ryzen “Zen2″,8cores/16threads
GPU: AMD Radeon RDNA (Radeon DNA) -based graphics engine
・3Dオーディオ処理専用ユニット
・ゲームにおいて最大8K解像度出力まで対応
・プレイステーション4タイトルとの互換性実現に向けた設計
・PlayStation VR対応【コントローラー】
・ハプティック技術搭載
・L2/R2ボタンに抵抗力を感じさせるアダプティブトリガーを採用【物理メディア】
・Ultra HD Blu-ray
・ゲームディスクとしての容量は100GBに
高性能カスタムチップやウルトラハイスピードSSDの搭載と、PS4と比較して飛躍的にマシンスペックが向上していることが伺えます。SIE曰く「ゲームのロード時間は過去のものとなり、ダイナミックで美しく、クリエイターが思い描いた通りのゲーム体験を実現することが可能になる」とのこと。ゲームにおいては最大8K解像度出力まで対応しており、「実写のようなフォトリアル」や「一瞬のロード時間」といったゲーマーの夢が現実のものとなるかもしれません。
スペック比較
| PS5 | PS4 | |
|---|---|---|
| CPU | x86-64-AMD Ryzen “Zen2″,8cores/16threads | x86-64 AMD “Jaguar” 8 cores |
| GPU | AMD Radeon RDNA (Radeon DNA) -based graphics engine | 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon™ based graphics engine |
| 対応解像度 | 8K(4320p) | フルHD(1080p) |
| ストレージ | ウルトラハイスピードSSD | HDD |
| メディア | Ultra HD Blu-ray | Blu-ray Disc |
| PS4タイトルの対応 | (互換性実現に向けた設計) | ○ |
| PlayStation VR | ○ | ○ |
息を呑むような映像美
昨年末にアメリカで開かれた“The Game Awards 2019”では、待望となるPS5のゲーム映像が公開されました。背景や鎧の光沢に至るまで緻密に描きこまれた圧倒的な映像美は、PS5のマシン性能の高さを雄弁に物語っています。こちらは2020年のホリデーシーズン発売予定の『Godfall』という作品で、PS5のローンチタイトルであることはほぼ確定だと思われます。
PS4との互換性
加えて、プレイステーション4タイトルとの互換性実現に向けて設計されていることも明言されています。「全タイトル対応なのか」「今持っているパッケージソフトがそのまま遊べるのか」など詳細は不明ですが、いわゆる“下位互換”に向けてポジティブな情報が確定しているのは嬉しいところです。
進化したコントローラー
またPS5では、コントローラーにも大変革がもたらされます。ハプティック技術とは触覚技術のことで、例えばキャラクターが沼地を歩いている時に、まるで本当に泥を踏みしめているかのような感覚がコントローラーの振動から伝わります。L2/R2ボタンにおいても、ゲームに対応して抵抗の強弱が変わるアダプティブトリガーを採用しており、映像だけでなく手触りにおいてもリアルなゲームが楽しめる仕様になっています。
メディアプレイヤーとしての可能性
物理メディアとしてはUltra HD Blu-rayに対応。100GBへと増加することで高解像度化に伴う必要容量の肥大化にもしっかりと対応しています。またUltra HD Blu-rayを採用しているため、「より高画質で映画などを観たい」という家電としてのニーズにも十分応えられそうです。
デザイン・外見
排熱重視の設計?
PS5のデザインは、現在正式には公開されていません。しかしながら、海外のゲーム情報サイトのTwitterアカウントにて「PS5の開発キットとデュアルショック5である」と称する画像がアップされています。
PS5 devkits and Dualshock 5 controllers pic.twitter.com/qBFFpHivgf
— AllGamesDelta (@AllGamesDelta_) November 30, 2019
真偽不明のリーク情報であることや、開発機と実機では大幅にデザインが異なること等を踏まえるとあくまでも参考程度ではありますが、平置きを基本とした据え置き機という根底は変えずも、特徴的なV字部分から排熱を重視した設計コンセプトであることが伺えます。
対応ソフト・タイトル
現在は『Godfall』のみが発表済

現在までに発表されているPS5の対応タイトルは、前述の『Godfall』のみとなっています。PS4のローンチタイトル(北米)は21作品であったこともあり、未発表の作品が複数存在していることは間違いありません。来年6月の世界最大級のゲーム見本市「E3」では、注目の大型タイトルが数多く発表されることでしょう。































