タミヤとコロコロアニキ編集部完全監修の新作アプリ「ミニ四駆 超速グランプリ」のCBTプレイレポートをお届け。「超速GP」の気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
「ミニ四駆 超速グランプリ」ってどんなゲーム?
あなたのスマホが「ミニ四駆」のサーキットに
「ミニ四駆 超速グランプリ」は、タミヤとコロコロアニキ編集部完全監修のミニ四駆アプリゲームです。発売から37年を経てなお、子供から大人まで熱狂的な人気を誇る「ミニ四駆」を忠実に再現した本作は、3Dスキャンによるモデリングやあの漫画キャラとのレース対決、白熱のオンライン対戦など、数々の要素をふんだんに盛り込んだミニ四駆ファンにはたまらない作品となっています。
ゲームの流れをご紹介
忠実に再現されたミニ四駆レース
アプリを起動してデータダウンロードを開始すると、いきなりノスタルジックな実写動画が映し出されます。マシンの改造や友達とのレースに熱中した、小さい頃の思い出が蘇る方も多いのではないでしょうか。ある意味でどんなゲームレビューよりもこの2分弱の動画が、本作のゲーム内容を物語っています。
本作では、3Dグラフィックスによって現実のミニ四駆レースを忠実に再現。プレイヤーの操作はマシンに電源を入れ、タイミングよくリリースするだけでOKです。ミニ四駆ゆえに当然と言えば当然ですが、ゲームアプリとしては極めて思い切った形式でもあり、こうした点にも「徹底してリアルを追求する」という開発陣の強い熱意が伺えます。
挑むレースによって、コースの形状は千差万別。ストレートやコーナーはもちろん、ジャンプ台などの外連味溢れるサーキットデザインが白熱のバトルを彩ります。戦いの行方は、全て後述のマシンセッティング次第。レース中にはフルボイスによる熱い実況が流れ、思わず手に汗握ってしまうこと請け合いです。
本作では追尾カメラや俯瞰カメラなど、お好みの角度からレースを味わうことができます。実際のレースではなかなか難しいカメラアングルで眺められるのは、アプリならではの強みといえるでしょう。なお本作における全てのレースは、スキップをしていきなり結果を見ることも可能です。
レースに勝ってマシンを強化しよう
レースに勝利すれば、様々な報酬と“ウデマエ”の経験値が獲得できます。ウデマエレベルをあげることで、マシンをさらに強化することができるようになります。「レースに勝って報酬を獲得し、その報酬でマシンを強化。さらにレースに繰り出して一段階上の強化を目指す」というのが、本作における基本的な流れとなります。
マシンパーツは主に「ガシャ」で入手します。ガシャはいわゆる石に当たる“スターコイン”を消費して回すのですが、初回に関しては無料かつ何度でも引き直しが可能のため、リセマラの必要が一切無いのは嬉しいところ。CBTではレアリティ1のものしか排出されませんでしたが、正式リリース後はより上位のパーツが入手できると思われます。
ショップでは、各種消費アイテムに加えて一部パーツも販売。こちらではゲーム内通貨のコインを使うことで購入できます。筆者はとりあえず10連ガチャでパーツを集め、ショップで残りのパーツを買うという選択をしてみました。ガシャとショップである程度のパーツを揃えたら、いよいよお待ちかねのマシンセッティングです。
こだわりのマシンセッティング
最速のマシンを組み立てよう
ミニ四駆における最も重要な要素といっても過言ではないマシンセッティングですが、本作では細部まで徹底的に作り込まれたシステムを実装しています。パーツは全て3Dスキャンにより取り込まれており、その再現度はまさに圧巻。以下の表を見ていただければ判る通り、数多くの項目が本作における本格志向を物語っています。これらのパーツを自在に入れ替え、理想のマシンを作り上げていくことになります。
パーツの種類 | |
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ボディ | マシンの顔となるパーツ。ウイングやハイマウント系のボディオプションを装着することもできる。 |
シャーシ | ミニ四駆の土台となる重要なパーツ。種類によって性能が大きく異なる。 |
モーター | マシンのスピードとパワーを決めるパーツ。 |
ギヤ | マシンの最高速度を決めるパーツ。 |
タイヤとホイール | マシンが走るために必要不可欠なパーツ。タイヤの径、幅、素材によって性能に違いがある。 |
ローラー | スムーズにコーナーを走行するためのパーツ。 |
スタビライザー | 走行時に壁に触れることで、マシンを減速させ安定させるパーツ。 |
ステー | マシンのスピードを制御したり、スタミナ耐久を高めるためのパーツ。 |
ウェイト | マシンの重量バランスを調整するための上級者向けパーツ。 |
パーツの効果は千差万別
同種のパーツであっても、物によってその効果は全く違います。例えばボディであれば、スピードアップする特性を持ったもの、コースアウトを防ぐもの、性能低下を防ぐものなど様々。また、各パーツには「パワーロス改善 4」「タイヤ旋回 -3」といった「スキル」が設けられており、プラス効果・マイナス効果・中立効果の3種が存在。パーツ自体の性能とスキルによる補正を考慮しつつ、マシン全体としてのバランスを意識し最善を探っていかなければなりません。
性能を極限まで高めろ!
それぞれのパーツは「改造」をすることでさらに自分好みに性能を向上させることができ、例えばモーターをトルク重視にしたり、バランス重視にしたりといったことが可能です。元々の性能をさらに高めるもよし、弱点を補うような改造をするもよし。全てはあなたの選択次第です。
改造によって追加した能力をさらに高める「強化」は、前述のウデマエレベルがあがるほど行えます。レアリティ1のものには改造スロットが1つしかついていないのですが、「進化」させることでレアリティを上げることも可能となっており、その奥深さは現実のマシンセッティングそのものとなっています。
一目でわかるマシンの強さ
マシンの性能は詳細画面にて確認できます。各項目のランク付けを見て弱点を認識しつつ、総合評価でおおよその強さを把握することが可能となっています。テスト走行ボタンを押せば、テストコースに設定したサーキットに一発で遷移し、その場で走りっぷりを実際に確認することもできます。
「おまかせボタン」と「マシン診断」で初心者も安心
マシンセッティングに「なんだか難しそう…」と身構えてしまった初心者の方もご安心ください。「おまかせボタン」を押すことで(ある程度)理想的なマシンにしてくれるので、最初はこの機能を活用してレースに向かうことをお勧めします。また「マシン診断」機能を使えば、マシンステータスの詳細確認に加え、キャラクターから具体的なアドバイスまでもらえます。
やりごたえ抜群の二大モード
「ミニ四ワールド」で夢の対決
ミニ四駆における大きな魅力の一つとして、さまざまに展開されたコミックを挙げられる方も多いのではないでしょうか。『ダッシュ!四駆郎』や『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』といった往年の人気漫画のキャラクターたちが勢ぞろいするのが、この「ミニ四ワールド」です。
「ミニ四ワールド」では、各ステージに立ちふさがる星馬豪や南進駆郎といった人気キャラクターたちとレースで対決していきます。各エリアの最奥にはボスがまちかまえており、勝利することで次のエリアに進めるというものです。レース前の原作さながらの掛け合いと、何より憧れのキャラクターたちとの白熱の対決を実現した本モードは、ファンにとってはまさに夢のようなコンテンツといえます。
対戦相手の強さを設定することもでき、上位のレベルでは歯ごたえのあるレースとより良い報酬が期待できます。さらに、各ステージには“チャレンジスター”が3つ設けられており、(マップ内の)合計数によって新たなキャラと対戦できたり特別な報酬がもらえたりします。なお“スキップチケット”を使うことで、クリア済レースの報酬を一瞬で獲得できる便利な機能も用意されています。
「超速グランプリ」で世界中のプレイヤーと鎬を削れ
自慢のマシンを持ち寄って、全国のプレイヤーと火花を散らす。作品タイトルにも冠された本作における花形的なモードが「超速グランプリ」です。本モードでは、区切られた一定期間(シーズン)内に複数回開催されるレースでクラスポイントを稼ぎ、より上のクラスを目指していきます。
レースは一日4回自動で行われ、終了後にレースの様子を確認することができます。プレイヤーの操作は予めエントリーボタンを押しておくだけなので、時間のない方でも問題なく擬似的なマルチ対戦を楽しむことができます。個人的には、舞台となるコースの攻略情報が極めて有用であると同時に、その字体や色味が懐かしさを醸し出していたのが印象的でした。
あなただけのサーキットを作ろう
自由自在の「コースエディット」
開発陣が設計したサーキットを走るだけが「ミニ四駆 超速グランプリ」ではありません。本作ではなんと、自分だけのオリジナルコースを作成することまでできちゃいます! ストレートやコーナー、バンク、チェンジャーといったパーツを組み合わせて、世界で一つのコースを作り上げましょう。なお予め完成されたプリセットコースも複数用意されており、レース作りに不慣れな方はこれを自分なりにアレンジするところから始めるのがオススメです。
作ったコースでレースを開催
折角コースを作ったのだから「レースを開催してみたい!」と思うのが人情というもの。「エディットカップ」というモードでは、オリジナルのレースを開催したり、他プレイヤー主催のレースに参加することができます。このモードでも、上位に入賞すればちゃんと報酬が獲得できるのは嬉しいところです。
見逃せないポイント
「ドレスアップ」で見た目にこだわる
性能だけじゃなくてマシンの見た目にもこだわりたい!というあなたにうってつけなのが「ドレスアップ」機能です。カラーリングやステッカーはもちろん、肉抜きした部分にスタイリングメッシュを貼ったりと、そのこだわりは半端じゃありません。基本的にデザインで性能は変わらないのですが、肉抜きのみ軽量化されてスピードアップするのも現実と同様です。
AR機能でマシンと写真が撮れる!
見た目にもこだわったマシンをじっくりと味わいたい。そんな願いを叶える機能もしっかりと用意されています。マシン画面でプレビューボタンを押せば、360度好きな角度からマシンを眺めることができます。さらに本作ではなんと「AR機能」も実装されており、まるでマシンが目の前にあるかのような写真を撮影できます。
ユーザー目線の便利機能
出来ることの多いゲームには「何から手をつけたらいいかわからない…」という問題がつきものですが、導線をはっきりと明示した「やること」や報酬付きの「ミッション」の存在によってそうした問題を解決しています。さらに「チーム」機能を使えば、掲示板でのやり取りといったプレイヤー間のコミュニケーションも楽しむこともでき、痒い所に手が届くユーザー目線が光るアプリとなっています。
CBTプレイレポートまとめ
現実のミニ四駆を忠実に再現したレースは勿論、組み立て過程がしっかりと描写されたマシン入手画面や、実際の改造方法が一目で判る改造画面など、ゲーム全てにおいて徹底的にリアリティを追求した本作は、まさにミニ四駆ファンにとっては感涙ものといえる作品となっています。しかし読者の皆様の中には、「ミニ四駆を知らないから楽しめなさそう…」という方も多くいらっしゃるかと思います。実は筆者自身もミニ四駆に触れたことがなく、プレイ前には一抹の不安を覚えていました。しかしそんな“素人”から見た本作は、最強のミニ四駆シミュレーターであると同時に、最高の育成シミュレーターでもあったのです。
多種多様なパーツの存在は「組み立てる」というミニ四駆本来の醍醐味を表現すると同時に、「軽量化と安定性」「最高速と加速力」といった多くのトレードオフの関係を内包しており、ただ単に攻撃力や守備力をかさ増ししていく“装備品”とは一線を画しています。そうした優れたゲームデザインもさることながら、本作が育成シミュレーションとして非常に優れている一番の要因は、「ミニ四駆」というホビーそのものの性質にありました。
全ての育成ゲームは、多かれ少なかれ「唯一解」を避けることに苦心しています。1体の最強キャラや1つの最強ビルドが、その他多くのキャラクターの存在価値を無くしてしまうからです。しかしそうした必死のバランス調整をした上でも、どうしても強キャラが生まれてしまうのは皆様もご存知の通りです。ですが本作では、あるレースでぶっちぎりの1位だったマシンが、別のコースではまるで活躍できなかったりと絶対的な“最強マシン”はあり得ません。無数にあるサーキットの存在が、“試行錯誤する”ことの面白さをもたらしているのです。
これはおそらく「超速グランプリ」の面白さというよりは、「ミニ四駆」そのものの面白さなのでしょう。しかしながら、美麗な3Dグラフィックのマシンを用意するよりも、実在のパーツを多数収録するよりも、そうした“根本的な面白さ”を再現することがどれだけ難しいかは想像に難くありません。そんなノスタルジーとテクノロジーが奇跡の融合を果たした本作は、ゲームアプリという枠組みをもぶっちぎった「ミニ四駆アプリ」と表現するに相応しい作品といえます。
「ミニ四駆 超速グランプリ」の事前登録情報
11月5日より事前登録の受付を開始しました。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、87,600人突破で「パックマンボディ」が全員にプレゼントされます。
事前登録のやり方
「ミニ四駆 超速グランプリ」の事前登録は、各ストアより行うことができます。
事前登録はこちら
iOS版 | Android版 |
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「ミニ四駆 超速グランプリ」事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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3,249人 | パワーチャンプゴールド |
10,000人 | スプレー(レッド)、スプレー(ブルー)、 |
30,000人 | 精密ピンバイス |
50,000人 | スターコイン 999個 |
70,000人 | ジャパンカップジュニアサーキット コースセクションセット |
87,600人 | パックマンボディ |
and more… |
「ミニ四駆 超速グランプリ」のゲーム概要
アプリタイトル | ミニ四駆 超速グランプリ |
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配信日 | 未定 |
ジャンル | 超速カスタムレーシング |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
開発 | バンダイナムコエンターテインメント |
公式サイト | 「ミニ四駆 超速グランプリ」公式サイト |
公式Twitter | 「ミニ四駆 超速グランプリ」公式アカウント |
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※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。