2019年10月配信予定の新作アプリ「東方キャノンボール(東方CB)」の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
東方キャノンボールってどんなゲーム?
あの「東方Project」がボードゲームに!
東方キャノンボール(以下「東方CB」)は、「東方Project」公認二次創作のスマートフォン向けボードゲームです。博麗霊夢や霧雨魔理沙といったおなじみのキャラクター達が盤上で躍動する本作は、キャラクター育成やRPG要素、東方愛に溢れた数々のコンテンツを盛り込んだハイクオリティな作品となっています。
ボードゲームをご紹介!
幻想郷をサイコロで巡ろう
まずはじめに、皆様が一番気になっているであろう、本作の根幹をなす「ボードゲーム」について、できる限り詳しくご紹介したいと思います。
こちらがボードゲームパートの画面になります。各プレイヤーは東方キャラクターを操作し、サイコロを振ってマップ上を動きつつ、お金に当たる“キャノンボール(以下CB)”を増やしながら勝利条件の達成を目指します。
サイコロを振る前に、所持している「護符」を使用する事が可能です。護符は“使い切りの特殊能力”のようなもので、「必ず5進める」「CBをもらう」といった、使いどころによっては非常に有用な効果を発揮してくれます。
「マス」紹介
ボードゲームをゲームたらしめている要素といえば、やはり様々な効果を持った「マス」でしょう。ここからは、時にプレイヤーを助け、時にプレイヤーに牙を剝く多種多様なマスについてご紹介していきます。
プラスマス/マイナスマス
プラスマス・マイナスマスは、その名の通り止まることでCBが増減するマスです。プラスマスで得られるCBはそこまで多くはありませんが、手堅く稼ぐという意味では非常に堅実な一手となります。マイナスマスに止まるのはできる限り避けたいところですが、致命的なマイナスというわけではないため、そこに止まることで次ターンでの勝利が確定する際などには、あえて突っ込む勇気が必要になることもあるかもしれません。
シンボルマス
「シンボル」とは“お店”のようなもので、マスに止まってCBを消費することで購入できます。シンボルからは勘定のターンに配当を受け取ることができ、またシンボルそのものの価格が所持CBに算入されるため、大金を持ち続けるのではなくシンボルに変えて定期収入を得る事が勝利への近道です。なお、増資してさらに配当を増やすことも可能となっています。
護符マス/護符店マス
護符マスではランダムに護符を獲得でき、護符店マスではCBで任意の護符を購入できます。直接的にCBが増えるわけではありませんが、護符は使いどころによっては状況をひっくり返すような効果を持つものもあるため、できる限りキープしておきたいものです。
東方CBならではのユニークな要素
マップ上のいくつかのマスには、特殊なエフェクトがかかっている場所があります。これは「バトル地点」であることを示し、そこに止まることで「弾幕バトル(※詳しくは後述)」と呼ばれる戦闘が始まります。バトルに勝利することでCBを大量に獲得できるため、自らの力で勝利を掴み取りたい方は積極的に狙っていくことをお勧めします。
キャラ同士が同じマスに止まると「出目勝負」が始まります。勝利すると相手を一回休みにしたり、CBやシンボルを奪ったりと、非常に大きなアドバンテージを得る事ができます。この際に振るサイコロの数はキャラのパラメータによって変動するため、この点においてもキャラクターの育成が重要になります。
一定ターンが経過すると、各キャラクターが持つ「切り札」を発動する事ができるようになります。切り札は「好きな場所に移動できる」といった“壊れ性能”というべき強力な効果を持ち合わせており、最下位からの大逆転も十分可能なゲーム性を実現しています。
ゲーム中に突然「ボードイベント」が発生する事があります。イベントではキャラとのやりとりを楽しみつつ、様々な効果によるエキサイティングな体験を味わえます。ランダム性によるはちゃめちゃなゲーム展開も、ボードゲームである本作ならではの醍醐味といえます。
しかし、いいことばかりが起こるほど「東方キャノンボール」は甘くはありません。本作では“放浪キャラ”と呼ばれるキャラクターがボードに出現する事があります。上画像の依神紫苑は、同じマスに止まったプレイヤーに憑依し、そのプレイヤーにマイナス効果を与えてしまいます。その他の放浪キャラにはまた違った効果があるのですが、それはプレイしてのお楽しみです!
このような様々な要素に一喜一憂しながらターンを繰りかえしていき、「所持CBが一定額に到達する」「シンボルを◯個所有してゴール地点に到着する」といった勝利条件を達成すると勝利となります。
ここがポイント!
① | ▼小さめのマップが生むアグレッシブな展開 |
② | ▼「パーティ編成」がボードゲームを変える |
③ | ▼マンネリとは無縁のゲームシステム |
④ | ▼ド派手な演出が楽しい「弾幕バトル」 |
小さめのマップが生むアグレッシブな展開
本作のマップは比較的小さく、サイコロを1,2回振るだけでかなりの距離を移動する事ができます。そのためキャラクター同士がニアミスしやすく、お互いが影響を与える機会が非常に多くなっています。逆にいえば、移動力を独占したプレイヤーが広いマップを縦横無尽に駆け抜け続ける、といった悲しい展開の心配がありません。
例えば「放浪キャラ」に対して、「マイナス要素があるなんて嫌だなあ…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし本作のような「リソースがさらなるリソースを生む」ゲーム性は、先行したプレイヤーが独走してしまう恐れと隣り合わせでもあります。小規模なマップとマイナス要素/バトル要素のシナジーが、順位を目まぐるしく変動させるという大事な役割を果たしてくれているのです。
「パーティ編成」がボードゲームを変える
本作では「プレイ開始前にパーティを編成する」という、ボードゲームにおいてはそれ自体が革命的なシステムを採用しています。各キャラクターのスキルによって無限の戦略が生まれるだけでなく、既存のボードゲームでは極めて困難であった「リプレイによる成長性」を実現しており、プレイすればするほど強くなるという「RPG要素」を自然な形で盛り込むことに成功しています。
マンネリとは無縁のゲームシステム
ほとんどのボードゲームは「制限時間終了時に資産を多く持っていた方が勝ち」「アイテムを先に◯つ集めたら勝ち」といったように勝利条件を一つに限定しています。そのため、スタート時の“定石”が確立されてしまったり、ゲーム展開が画一化してしまったりする傾向にあります。しかし複数の勝利条件が存在する本作では、ときには「バトルに勝つ」といったCB無視のお題が出されることもあり、所謂「マンネリ化」とは無縁のゲーム性を有しています。前述のパーティ編成によるリプレイ性も含め、常に新鮮な感覚で遊ぶ事ができるのは本作の大きな強みであるといえます。
ド派手な演出が楽しい「弾幕バトル」
本作のボードゲームにおける一番の独自性といえば、何といってもキャラたちが激しい戦闘を繰り広げる「弾幕バトル」です。育てれば育てるほどバトルが有利になる育成要素や、敵味方双方が持つ「属性」の存在など、その内容は本格的そのもの。加えてスペルカードを使用することで味わえるド派手な演出など、ファンにとってはたまらない原作愛溢れる戦闘となっています。この項目自体、下記の東方愛のほうにもっていこうか迷った程、といえばそのクオリティの高さが伺えるのではないでしょうか。
「東方愛」ここにあり!
まずは、何も言わずに下の動画をご覧になってみてください。
こちらは、CloverWorks制作の東方CBオープニングアニメになります。正直に申し上げれば、いかに本作のゲーム内容を言葉で表現しようとも、この動画の一回の視聴には絶対に勝てないという無力感に包まれています。ここまでの記事ではボードゲーム部分にフォーカスしたレビューを綴ってきましたが、本項では公認二次創作ゲームとしての東方CBが「いかに東方愛に溢れているのか」という一点に的を絞り、本作を紐解いていきたいと思います。
幻想郷の住人が活き活きと動くストーリー
メインコンテンツに当たる「ストーリーモード」では、“ADVパート”と“ボードゲームパート”を交互に繰り返し、霊夢や魔理沙、レミリアといったおなじみのキャラクター達によるコミカルなストーリーが語られます。ADVパートでは幻想郷の住人による掛け合いを心ゆくまで堪能できます。
キャラクター愛に溢れた育成要素
育成要素に極めて注力されているのも、東方CBの大きな特徴の一つです。キャラを育成することで、攻撃力や収益率、出目勝負力といったステータスを上昇させる事ができます。さらに本作では、全てのキャラクターを最高レアリティまで育成する事が可能。 上位レアリティではレベル上限が上がることに加え、3Dモデルのデザインやイラストに変化があり、★5まで育成+レベル上限MAXでキャラ固有の楽曲が解放されるとのこと!
加えて、装備品のような位置付けの「写し絵」というシステムも実装されており、こちらにもレベリングと鑑賞の両面で奥深い要素を用意。実用的な意味だけでなく、キャラ愛という面でも強化へのモチベーションが高まる仕組みとなっています。
「ファンアイテムとしての」東方CB
東方Projectといえば、圧倒的な完成度を誇る楽曲が大きな特徴ですが、本作にももちろん多数のBGMが収録されています。専用に設けられた「ミュージックルーム」では、ボードBGM・バトルBGM・ボーカルBGMなどの音楽を心ゆくまで味わう事ができます。さらに「キャラクター図鑑」では、ステータスに加えてプロフィールやゲーム内ボイスを収録。その他にも「写し絵図鑑」や「イベント回想」といったモードを実装しており、ファンアイテムとしても非常に高い完成度を誇っています。
先行プレイレポートまとめ
皆様もよくご存知のこととは思うのですが、基本的に「ボードゲーム」というジャンルは一回のプレイ時間が非常に長い傾向にあります。そのため“ワンプレイのパーティ性”にゲームコンセプトを特化させる事が多く、逆にいえば複数回のプレイを前提とした要素を盛り込む事が難しい傾向にあります。たとえば「キャラを育成する要素」「ストーリー性に富んだ一人用モード」「一人ひとりの個性の深掘り」などが挙げられるでしょうか。…そう、まさに本作が思い切り注力している部分です。
私が今回先行プレイをさせて頂くにあたり、一番最初に受けた印象は「テンポの良さ」でした。展開によるもののワンプレイが10分前後で終わるというスケール感と、ストレスフリーなサクサク感溢れるCPUの挙動は特筆すべきもので、スマートフォンというプラットフォームに最適化されたゲーム性がそこにはありました。
こうした要素は、プレイする側としては「サクサクでいいな」「空き時間にできて嬉しい」と感じるだけですが、その実こうした「手のひらサイズ感」こそが、東方というキャラクター性の非常に強いIPと、ボードゲームという国民的ジャンルをがっちりと繋ぐ“かすがい”となっているのです。
霊夢や魔理沙たちが盤上で躍動するボードゲームが、ある時にはジュークボックスに、ある時には大辞典へと姿を変える… そんな本作は、東方ファンにとって感涙ものの出来であり、プレイ必須のアプリであることは火を見るよりも明らかです。しかし一方で「スマホで遊ぶボードゲーム」という切り口から見たときに極めて高品質な作品であり、だからこそ現実に引き戻される事なく幻想郷にどっぷりと浸れるのだということを、一ゲームファンとして強く感じた先行プレイでした。
東方キャノンボールの事前登録情報
東方キャノンボールは5月5日より事前登録の受付を開始しております。すでに事前登録は30万人を突破しておりますので「博麗霊夢」が全員にプレゼントされます。
事前登録のやり方
「東方キャノンボール」の事前登録は、以下の方法で行うことができます。
① | 公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録 |
---|---|
② | Twitterの公式アカウントをフォロー |
③ | LINEの公式アカウントを友だち追加 |
④ | GooglePlayにて事前登録 |
⑤ | AppStoreにて予約注文 |
「東方キャノンボール」事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
---|---|
1万人達成 | 砲石1,000個 |
3万人達成 | 幻コイン10,000枚 |
5万人達成 | 砲石1,000個 |
10万人達成 | 霧雨魔理沙 |
15万人達成 | 砲石2,000個 幻コイン10,000枚 |
20万人達成 | ★4以上確定ガチャチケット |
25万人達成 | 幻コイン20,000枚 |
30万人達成 | 博麗霊夢 |
「東方キャノンボール」のゲーム概要
アプリタイトル | 東方キャノンボール |
---|---|
配信日 | 2019年10月配信予定 |
ジャンル | ボードゲーム |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
開発 | Aniplex・Quatro A |
公式サイト | 「東方キャノンボール」公式サイト |
公式Twitter | 「東方キャノンボール」公式アカウント |
©上海アリス幻樂団/Aniplex・Quatro A
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
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