2021年1月27日配信予定の新作アプリ『少女キャリバー.io(じょりばー)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
はじめに
日夜繰り広げられるスマートフォンゲームにおける激しい市場争いは、「空き時間の奪い合い」と言い換える事ができる。忙しい現代人にとって娯楽に使える時間は限られており、故に「いかにサクッと遊べるか」ということこそが、例外なく全てのゲームアプリに求められる至上命題なのである。
皆様もご存知の通り、これまでのタイトルは「オート」や「放置」によってこの問題を解決してきた。だがこの度、全く新しいアプローチで“答え”に至ったアプリが現れた。それが本作『少女キャリバー.io』である。本稿ではリアルタイムアクションの対戦型RPGたる本作の、その革新性について迫っていきたいと思う。
先行プレイ動画公開中
手軽さと爽快感を兼ね備えた「クエスト」
「クエスト」モードは、恐らく最もプレイ時間が長くなるであろう、本作のメインコンテンツだ。プレイヤーは所持キャラの中から1体を選び、最大12人がひしめく戦場へと繰り出していく。なお操作としては「画面左下の仮想スティックで移動し、画面右下のボタン群で攻撃する」という馴染み深いものとなっている。
2つある大きなボタンはアタックボタンで、いわゆる通常攻撃に当たる。その周りにある六角形のボタンは「スキル」で、クールタイムはあるものの、いずれも強力な効果を持っている。加えて丸いボタンを押せば、スタミナを消費してダッシュをはじめとしたキャラ固有のアクションも使用する事ができる。
そして何よりも重要なのが、本モードにおいて「ゲームスタート」や「制限時間」といった概念は一切存在しないということである。戦場では常にバトルが行われており、入りたい時に入り、抜けたい時に抜けることができるのだ。そのためマッチング待ちは一切なく、スキマ時間で遊ぶことも十分可能となっている。
ところで、画面をよく見るとキャラの大きさが違うことがお分かり頂けるかと思う。これは「.io」の名を冠した作品共通の特徴で、キャラは初期状態では小さく、攻撃も貧弱なのだ。しかし、フィールドに散らばる「マナ」を集めたり、敵を倒すことでスコアが上昇、一定値になるとクラスアップして巨大化していく。
つまり、参戦直後の貧弱なうちは逃げながらマナを収集し、少し大きくなったら小さな相手を倒すことも視野に入れ、見上げるほどに巨大化したら大暴れするというのが基本的なセオリーとなる。但し、敵に倒されてしまうと1からやり直しのため、たとえ巨大化したとしても複数人からの集中攻撃には注意が必要だ。
特に勝利条件などはない本モードだが、その主目的はキャラの育成にある。スコアに応じて画面上に表示された「ハコ」のドロップ率が増加していき、敵を倒すごとに抽選が行われるという仕組みだ。この中には育成アイテム(※詳しくは後述)が入っており、クエストで暴れるほどキャラを強化できるというわけだ。
仲間たちとの共闘が熱い「バトルリーグ」
ソロプレイかつ明確な勝利という概念のないクエストとは対照的なのが「バトルリーグ」だ。こちらは4vs4のチーム戦となっており、明確に勝負付けがなされる“ガチ”なモードとなっている。チーム編成はランダムマッチングはもちろん、気心の知れた仲間とチームを組んで出撃することもできる。
バトルリーグのルールそのものはいたってシンプル。フィールド中央にあるエリア内にいると画面右上の「チームエリアゲージ」が増加していき、先に100まで貯めたチームの勝利となる。操作や巨大化に至るシステムは同一であり、まさにクエストで行ったキャラ育成とプレイヤースキル磨きの両方の成果を発揮できる場所となっている。
もちろん、勝者には嬉しいご褒美が待っている。バトルに勝つことでランクが上がっていき、ランクが上がるほどファイトマネーやランクアップ報酬が豪華になっていく。特に、バトルリーグに勝利するたび即座にファイトマネーがもらえる太っ腹ぶりは、ゲームプレイへの大きな動機付けになることだろう。
実際に遊んでみた感想としては、キャラを巨大化させるためにはエリアから離れてマナを集めなければならず、「押し引き」の判断がとにかく楽しい。また、チーム戦ということで仲間同士の連携は当然求められるのだが、意思疎通のためのスタンプが完備されており、野良プレイでも問題なく遊べる点も好印象だった。
注目ポイント
育成
クエストなどで手に入れた「ハコ」は、一定時間(※石で短縮可)の後ロビー画面で開封できる。中にはゲーム内通貨の「G(ゴールド)」やキャラクター召喚に使う「遺物核の欠片」、そして「スキルカード」が入っている。そう、本作ではキャラクターが持つスキルを自由に付け替えられるのだ。
キャラクターだけでなく「スキルカード」そのものにもレベルの概念があり、カードを育成することで低レアリティのスキルもみるみるうちに強くなっていく。また、ジェムという装備品を用いればキャラクターのステータスを底上げすることもでき、育成要素は盛りだくさんだ。
キャラクター
もはや解説の必要性が感じられないほど、本作のキャラはとにかく可愛らしい。凛々しさあふれる立ち絵には心奪われてしまうし、デフォルメ化されたキュートなキャラによる大迫力バトルというギャップはたまらない。また、キャラは武器タイプごとに操作性が大きく異なっており、デザイン面でもシステム面でもキャラ毎の差別化がなされている点には強いこだわりを感じさせる。
幾たびも共に戦場をくぐり抜け、愛着が湧いたキャラほど、その見た目にはこだわりたくなるもの。そんなゲーマー心をくすぐる嬉しい機能が『少女キャリバー.io』には搭載されている。それがカラーエディットだ。本作では、髪の毛や各パーツを自由に色替えする事ができるのである。更にはアクセサリをつけてオシャレさせることもでき、徹底的に「ウチの子」感を得られる仕様となっている。
ストーリー
そんな可愛らしさ満点のキャラクターたちの魅力を、最も味わえるのがストーリーモードだ。このモードでは、伝説の武器を手にするも記憶をなくした少女たちによる、勢力同士の火花飛び交う「覇剣戦争」がADVスタイルで描かれる。ただバトルしているだけでは分からない彼女たちの性格や心情、バックボーンが克明に描写されており、息抜きに目を通すだけでより一層作品世界への没入感を増すことができるだろう。
おわりに
筆者はいわゆる「.ioゲーム」を初めてプレイしたのだが、とにかく「クエストモード」の手軽さには衝撃を受けた。競技として見たとき、このシステムがフェアかというと決してそんなことはないだろう。だが、一見“聖域”に思える公平性にメスを入れた時、そこには究極とも言えるカジュアルなプレイフィールが存在した。そしてその手軽さは、キュートなキャラたちが火花を散らすこの世界観だからこそより映えるものだ。
勿論ガチ志向の強い人のために「バトルリーグ」も完備されており、これらの“二大看板”は手触り自体は全く同じものの、設計思想としては全く対極に位置している事に気づかされる。この一点だけでも、『少女キャリバー.io』がゲーム全体としてのバランス感覚に優れていることがお分かり頂けるだろう。カジュアル勢からガチ勢、果てはキャラ萌え勢に至るまで、全てを受け入れる懐の広さが、本作には確かにある。
今からリリースが待ち遠しい『少女キャリバー.io』だが、このたび9月23日~9月27日の日程でオープンβテストが開催される事が明らかとなった。またβテスト開催と同時に事前登録も実施予定とのことで、いよいよ正式サービス開始が迫ってきている事が伺える。カジュアルさそのものが作品の根幹をなす本作の面白さは、触ってみなければわからない。興味を持った方はぜひオープンβテストに参加し、その爽快感を味わってみてはいかがだろうか。
基本情報
アプリタイトル | 少女キャリバー.io |
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配信日 | 2021年1月27日配信予定 |
ジャンル | 聖剣ガチンコサバイバルRPG |
対応OS | iOS/Android |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
会社 | インテンス |
公式サイト | 「少女キャリバー.io」公式サイト |
公式Twitter | 「少女キャリバー.io」公式アカウント |
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