2020年5月27日配信の新作アプリ『22/7 音楽の時間』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『22/7 音楽の時間』ってどんな作品?
「22/7」がアイドル育成リズムゲームに!
『22/7 音楽の時間(ナナオン)』は、秋元康総合プロデュースのアイドルプロジェクト「22/7」のメンバーが勢ぞろいする“アイドル育成リズムゲーム”だ。今年1月に放映されたTVアニメのその後が描かれる本作は、切磋琢磨しながらアイドルとして成長していく本格ストーリーや、オリジナル曲やカバー曲といった幅広い楽曲を収録したリズムゲームが楽しめる盛りだくさんの作品となっている。
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」とは
秋元康総合プロデュース、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだアイドルプロジェクト。有名クリエイター制作のキャラクターを演じる声優アイドルを募るオーディションで結成された。メンバーは、滝川みう、佐藤麗華、斎藤ニコル、立川絢香、神木みかみ、東条悠希、藤間桜、戸田ジュン、河野都、柊つぼみ、丸山あかねの11人。今年1月にはファン待望のTVアニメ『22/7』が放送され、現在もバラエティ番組『22/7 計算中』第2シーズンが放送中と、その勢いはとどまることを知らない。
メンバーのプロフィールはこちら
プレイ動画公開中!
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「メインストーリー」で彼女たちにまた会える
“壁”の指令、再び
本作の主軸となるのは、TVアニメのその後を描くボリューム満点の「メインストーリー」だ。順調にアイドル街道を突き進む彼女たちが“壁”からの指令により、国による芸能産業強化計画の一環である「六番町学院」へ転校するところから物語は始まる。時を同じくして教員として赴任した主人公(プレイヤー)は「22/7クラス」の担任となり、悪戦苦闘する彼女たちを陰から支えていくことになる。
アニメ未視聴でも問題なし
直接的に続く物語であるため、アニメ未視聴者はついていけない…と思われがちだが、プレイヤーの分身である主人公とメンバーが初対面であるが故に、前提となる知識は全く必要ないのが非常に嬉しいところ。ストーリーの冒頭には全メンバーによる自己紹介が入るなど、ゲームから入ったユーザーへの明らかな配慮が伺える。またいうまでもないことだが、舞台を一新した新たな物語は既存のファンにとっても極めて新鮮に映ることだろう。
王道のアイドル成長物語
ネタバレを避けつつメインストーリーを紹介すると、全体としてより“王道”に寄ったシナリオであるという印象を受けた。TVアニメでは、突然アイドルに選ばれた少女たちの葛藤など、特殊な成り立ち故のグループ内部における苦闘が中心に描かれていた。全ての始まりである“壁”に象徴されるように、アイドルアニメとしては型破りとも言える設定が際立つ。
しかし、本作では「ChouChou」という学院最強のアイドル――わかりやすいライバル像があることで、競争相手(広く捉えれば芸能界)といった外的要因に対して22/7というグループがどう向き合っていくかという部分がより濃密に描かれている。これはメンバーたちが紆余曲折を経て、文字通り“次のステージ”に立ったとも言い換えられるのではないだろうか。
ここが見どころ
物語当初には、その圧倒的なパフォーマンスを根拠に挑発的な言動を投げかけるなど、22/7への敵対心をむき出しにするChouChou。話が進むにつれて、どのようにメンバーとの関係が変化していくのかにも注目だ。また、オリジナルメンバーの夢の続きが見られるのは勿論のこと、アニメ版ではワンカットのみの出演だった神木みかみ・柊つぼみ・東条悠希らの活躍が心ゆくまで楽しめるのも本作ならではの魅力だ。
クオリティの高さが光る「Live」
一人でもみんなでも楽しめる
“アイドル育成リズムゲーム”である『22/7 音楽の時間』。となれば、実際にプレイする上で気になるのはやはりリズムゲームパートだ。「Live」と名付けられたリズムパートには、一人でじっくりと楽しむ「ソロ」、複数人で遊べる「マルチ」、期間限定の「イベント」の3種類が用意されているのだが、今回の先行プレイでは「ソロ」を体験することが出来た。
オリジナルからカバーまで多数の楽曲を収録
リズムゲームにおいて、面白さの大部分を占めるのは収録曲であると言っても過言ではない。本作には『何もしてあげられない』『ムズイ』といったオリジナルソングはもちろんのこと、『コネクト』や『ヘビーローテーション』といったカバーソングまで、多数の楽曲が用意されている。『象さんのすきゃんてぃ』といった往年のアイドルソングをも収録しているのは、流石は秋元康氏総合プロデュース作品といったところ。
基本操作は極めて直感的
基本的な操作は、画面前方から流れ来るノーツをタイミングよくタップ、長押し、フリックするという極めてオーソドックスなものだ。複雑な操作は一切必要ないことに加え、難易度もイージーからエキスパートまでの4段階に分かれているため、ゲームがあまり得意でない方から音ゲー大好きマンまで、どんなプレイヤーでも楽しめる仕様となっている。
まるでライブを見ているような感覚
非常に馴染みやすい操作系とは対照的に、ゲームとしての進化をひしひしと感じるのが演出面だ。一部楽曲は、ナナニジメンバーが歌って踊る「3Dモード」やMVをバックにプレイができる「MVモード」に対応。まさにライブを鑑賞しているような感覚でゲームを遊ぶことができるのだ。演出に見惚れて、ノーツを見落とすことだけは注意したい(勿論、MVや3Dだけを鑑賞できる機能も実装)。
メインストーリーとの強い連動性
リズムゲームパートをクリアすると「プレイヤーランク」にたくさんの経験値が入る。プレイヤーランクはメインストーリーと連動しており、ランクを上げることで新たなストーリーが解放されていくため、自然な形でストーリーとリズムゲームを交互に楽しめるシステムとなっている。普段見られない「日常」とライブという「非日常」が両方堪能できるのは、ナナオンという作品における最大の魅力と言えるだろう。
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芸術性と育成要素を兼ね備えた「イラストカード」
最適な組み合わせを見つけよう
本作ではあらかじめセットしておいた5枚のカードからなるデッキでリズムゲームに挑む。カードには「総合力」が設けられており、Live中に得られるスコアに大きく影響する。加えて、各カードは「5秒間GOOD以上がパーフェクトになる」「ライフが回復する」といった強力なスキルを持っており、これらを勘案して最適な組み合わせを見つけるというタクティカルな楽しさが味わえる。
ため息が出るほど美麗なイラスト
…とまあシステム的な解説はこの辺にしておいて、何を置いてもお伝えしたいのはその可愛らしさである。★3以上のカードには全て専用のイラストが設けられており、いずれも美麗なことこの上ない。シナリオやイベントに沿ったメンバーの魅力が詰まったカードに、コレクター心がくすぐられること間違い無しだ。現在公式Twitterでは画像が多数公開中なので、興味を持った方は是非そちらも確認してみてほしい。
やりこみ派も納得の育成システム
なお、前述の総合力やスキルは、「練習」や「スキルレッスン」、さらには「覚醒」といった育成要素によってどんどん伸ばしていくことができる。カードのレベルを上げれば性能が強化されるのは勿論のこと、「カードストーリー」という特別なシナリオも楽しめるようになるので、やりこみ派プレイヤーは勿論、シナリオ重視のあなたもキャラクター育成に力を入れることをお勧めしたい。
見逃せないポイント
キャラクター毎に用意されたストーリー
本筋である「メインストーリー」以外にも、各キャラクターに焦点を当てた「キャラクターストーリー」や「カードストーリー」が用意されている。これらのコンテンツは、メインストーリーでは描けなかったキャラクターの内面をより深く掘り下げるもので、いうならば一つ一つが「(キャラ名)回」と呼べるような存在だ。アニメ同様に登場人物の背景描写への丁寧さが目立つのは、ナナオンというよりも「22/7」というプロジェクトそのものの特徴なのかもしれない。
各地でメンバー同士の会話を聞こう
本作には「マップ」の概念も存在し、「教室」や「駅前」といった町の各地でメンバーたちの日常をのぞき見ることができる。またそれだけでなく、メンバー同士によるここだけの会話を聞くことも可能だ。普段あまり見られない意外なメンバー同士の会話はまさに必見。因みにこの会話は、見るだけで微量ながらプレイヤーランクが上昇する。メンバーの内面を理解することも担任の立派な仕事というわけだ。
充実のカスタマイズ機能
またカスタマイズ機能にも注力されており、2D衣装・3D衣装の両方でメンバーを自由に着せ替えることが出来る。更にカスタマイズできるのは衣装だけにとどまらず、「寮」をインテリアで飾りつけたり、家具を設置したりして模様替えすることも可能となっているのだ。担任としてアイドルをプロデュースしていたと思ったら、いつの間にか部屋のデザインに夢中になっていたなんてことも…!?
様々な期間限定イベントが開催予定
今回の先行プレイでは体験できなかったが、作品内には「イベントストーリー」といった文字も確認することが出来た。『22/7 音楽の時間』では季節限定のイベントに加えて様々なコラボイベントも実施予定とのことで、各種コンテンツと合わせて非常に長く楽しめる作品であることは間違いなさそうだ。
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先行プレイ感想
日本国民のアイドル像を根底から覆した「会いに行けるアイドル」という言葉が誕生してはや十数年。アイドルという職業が極めて身近な存在になった今なお、何故人々はこれほどまでに仮想現実たるアイドルゲームに夢中になるのだろうか。イラストが可愛い、リズムゲームが楽しい、キャラを推したい… 理由は人それぞれだと思うが、筆者は「フィクションだからこそ、嘘偽りのないリアルを描くことができる」からだと考えている。
『22/7 音楽の時間』で描かれるのは、決して華やかな世界ばかりではない。アイドルグループ同士の鍔迫り合いや、メンバー同士のぶつかり合いなど、その内容はどこまでも生々しい。これらは、言ってしまえば「テレビには決して映せない」類のものである。だが人々は、そうしたリアルと偶像の対比、言いかえれば陰と陽のコントラストに心惹かれるのだ。バックヤードを精細に描いてこそ、舞台上がより輝きを増すのである。
無論、幅広い楽曲を取り揃え本格的な音ゲー体験が楽しめるリズムパートや、ブロマイドにも通ずる芸術性とやり込み要素を兼ね備えたイラストカードなど、ゲーム部分のクオリティは折り紙付きだ。シナリオが印象に残ることこそが、逆説的にシステムの洗練性を証明しているのである。故に筆者は、長年応援し続けてきたファン、アニメの続きが観たい方、音ゲー好きなゲーマー、全てに本作をお勧めしたいと思う。たかがゲームと「割り切れない」物語がそこにはある。
『22/7 音楽の時間』の事前登録情報
2019年12月24日より事前登録の受付が開始されました。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になるため、興味のある方は是非お早めのご登録をお勧めいたします。
『22/7 音楽の時間』事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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1万人達成 | 練習チケット(虹)×30 |
3万人達成 | 各属性のキー(銀)×1000 |
5万人達成 | 覚醒の結晶×20、ナナニジのタペストリー |
10万人達成 | ナナニジジェム×2500(10連分) |
15万人達成 | ブーストドリンク×3+各属性のキー(金)×100 |
20万人達成 | ナナニジジェム×2500(10連分) |
22.7万人達成 | 『恋するフォーチュンクッキー』のプレイ用カバー楽曲&ゲーム内衣装 |
『22/7 音楽の時間』の基本情報
アプリタイトル | 22/7 音楽の時間 |
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配信日 | 2020年5月27日配信 |
ジャンル | アイドル育成リズムゲーム |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
開発 | ハ・ン・ド |
公式サイト | 『22/7 音楽の時間』公式サイト |
公式Twitter | 『22/7 音楽の時間』公式アカウント |
©22/7 APP
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
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