2022年配信予定の新作アプリ『勝利の女神:NIKKE(ニケ)』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『勝利の女神:NIKKE』ゲーム紹介
クオリティが際立つガンシューティングRPG
「ポストアポカリプスSFガンガールRPG」。これほどまでに、単語一つひとつがゲーマーの心をくすぐる文字列が他に存在するだろうか。2022年配信予定の『勝利の女神:NIKKE』は、そんな欲張りなジャンル名を冠する、今大注目のスマートフォン向け新作ゲームだ。
ヒューマノイドの兵器少女と歩む戦いの道
『勝利の女神:NIKKE』の物語は、心肺停止していた“あなた”が美少女に蘇生されるところから始まる。周りを見渡せば、そこにはボロボロになった摩天楼から樹木が伸びる、まさに世紀末。突如襲いかかってきた謎の兵器によって壊滅的な被害を受けた人類は、地下の奥深くまで追い詰められていた。
滅亡の危機に瀕した人類は、ヒューマノイドの兵器少女「NIKKE(ニケ)」に最後の望みを託す。士官学校を卒業したばかりの主人公は、いきなり彼女たちの指揮官を任されたことに戸惑いを覚えつつも、ニケたちと手を取り合い、交流を深めながら、神秘なる敵へと叛逆の狼煙をあげることとなる。
バラエティに富んだ「NIKKE」たち
そんなプレイヤーの“戦友”となるニケたちは、これ以上ないほどにバラエティ豊か。心優しい女神のようなキャラクターから、火力至上主義の眼鏡っ子、スケボーの達人におとぎ話の世界に生きる妄想少女と、キャラ被りという言葉とは無縁の個性が爆発したラインナップとなっている。
ニケは基本的にガチャにて入手する形となるが、もちろん手に入れたら終わりではなく、そこからは壮大な育成の道が続いている。レベルアップはもちろんのこと、装備品、スキルの強化、限界突破など、お気に入りのキャラクターをどこまでも強化していくことが可能だ。
「指先で戦う」大迫力の銃撃戦
美少女たちの魅力に取り憑かれて頂いた(?)ところで、いよいよバトルシステムの紹介に移りたいと思う。本作は「三人称視点のシューティングゲーム」ではあるが、一般的なイメージのそれとは大きく異なるかもしれない。というのも、本作のバトルパートには「キャラを移動させる」要素が存在しないのだ。
わかりやすく言うと「エイム合わせ」に特化したバトルといった感じだ。無操作の状態ではキャラクターは遮蔽物に隠れており、指で画面を押し続けている間だけ、身を乗り出して銃撃を行う。プレイヤーはドラッグで襲いくる敵(時にはミサイルなどにも)に上手く照準を合わせ、殲滅を目指していく。
プレイヤーが画面から指を離すとキャラクターは再び遮蔽物に隠れ、自動で「リロード」を行ってくれる。チャンスの時は鉛玉を打ち込み、敵の攻撃が激しい時には一旦隠れて機会を伺うという「押し引き」こそ、本作のバトルパートにおける最大の醍醐味なのである。
銃によって全く異なるプレイ感
また銃の種類も複数用意されており、押し続けている間はひたすら弾が発射されるアサルトライフルにはじまり、射程は短いが広い範囲を攻撃できるショットガン、遠くの敵を狙えるが一発ずつ装填が必要なスナイパーライフルなど、その触り心地は銃ごとに全く異なる。
本作のバトルは5人パーティで挑むスタイルとなっており、戦闘中にはいつでも操作キャラを切り替えられる。そのため、精密な射撃をしたい際にはスナイパーのキャラを、とにかく弾をばら撒きたい時にはショットガンキャラといったように使い分けが重要になってくる。
バーストスキルで一網打尽
さらに必殺技に当たる「バーストスキル」というものも用意されている。スキルは敵にダメージを与えることでたまるゲージが満タンになると発動可能で、「防御力アップ」や「HP吸収」などニケによって効果は全く異なるが、いずれも効果は超強力かつド迫力の演出で見る者を楽しませてくれる。
なおニケが持つ「バーストスキル」には「バースト1」「バースト2」「バースト3」の3種類があり、必ず「1⇨2⇨3」の順で発動する。味方を敗走させることなく「バースト3」まで繋げられれば、攻撃力が飛躍的にアップする「フルバースト」モードへ移行することが可能だ。
このような「銃の使い分け」や「バーストの種類」の存在が、単に強キャラ5体を詰め込むだけでは太刀打ちできない編成の多様性を生み出しており、多くのキャラクターに活躍のチャンスを与えているのは特筆すべき点だ。総じて、戦略嗜好の強い方にも大いに楽しめる作品なのは間違いない。
立ち絵そのままのキャラが活躍する喜び
これに関してはあえて解説するまでもないかもしれないが、等身大のキャラクターがそのまま活躍するという点も紛れもない魅力だ。バトルの時はSDキャラという作品が数多くある中で、立ち絵のイラストそのままに戦場で躍動する美少女を堪能できるというのは、それだけで大きな強みと言えるだろう。
特に、後ろ姿の美しさは目を見張るものがある。キャラクターデザインに力を入れたゲームは星の数ほどあるが、それらは大抵キャラを正面から写したイラストを指していることが多く、文字通り“一面的”な魅力だけにスポットライトを当てているに過ぎない。
しかしながら本作では、敵に銃口を向けるニケたちの後ろ姿まで一切の妥協なく描き切っている。後ろ姿なので当然キャラクターの顔は見えないわけだが、その佇まいには美しさが滲み出ており、この一点だけを見ても開発陣のグラフィックへのこだわりは明らかだ。
ステージ選択画面を「遊ぶ」という発想
本作のメインコンテンツでは、キャラクターをタップで動かし、接敵するとADVパートののちに戦闘が始まるというシステムを採用している。またフィールドには時折アイテムが落ちており、成長に必要な素材や世界観への理解が深まる「遺失物」をゲットできる。
言ってしまえばこちらは一般的なソーシャルゲームにおけるステージ選択画面に当たるものなのだが、「ステージ選択画面そのものをフィールドにしてしまう」というのは、戦場への没入感を一層高める画期的な発明と言えるだろう。
戦闘狂にはたまらない「アーク」
また本作では、サブコンテンツとして「アーク」と呼ばれるモードも楽しめる。こちらは歩いてみるまで先が見えないフィールドと、多数の敵によって構成されるチャレンジコンテンツだ。
アークにはメインコンテンツとは全く異なる「探索」の楽しみが凝縮されており、ダンジョンを手探りで踏破していく“あの”感覚が味わえる。もちろん、クリアしたあかつきには嬉しい報酬が待っている。
拠点を強化していく要素も
さらに『勝利の女神:NIKKE』にはSLG要素までもが用意されている。「前哨基地」と名付けられたそのモードでは、生産と拡大を繰り返して拠点を大きくしていく楽しさが味わえるだけでなく、お気に入りのニケと“面談”ができたりと、そこかしこにやり込み要素が散りばめられている点は見逃せない。
『勝利の女神:NIKKE』先行プレイ感想
スマートフォンに取り付けるコントローラーなんてものが売られていることからも明らかなように、アクションゲームにおける「パッドの優位性」は誰しもが認めるところだ。だがこと本作においては、タップ操作こそが最適解なのだと、確信せずにはいられない。
敵を見つけるや否や、自らの手で照準を合わせて撃ち落とす。「直感的」を体現したかのようなそのゲーム性は、アーケードのガンシューティングを彷彿とさせる。単なる数字比べとは対極に位置した“触るだけで気持ちいい”次代のTPSは、ありきたりなゲームにうんざりしていたあなたの心を撃ち抜くことだろう。
『勝利の女神:NIKKE』基本情報
タイトル名 | 勝利の女神:NIKKE |
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配信予定日 | 2022年配信予定 |
ジャンル | RPG |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
対応機種 | iOS/Android |
会社 | SHIFT UP、Level Infinite |
公式サイト | 『勝利の女神:NIKKE』公式サイト |
公式Twitter | 『勝利の女神:NIKKE』公式Twitter |
権利表記 | ©PROXIMA BETA PTE.LTD ©SHIFT UP CORP. |
提供:SHIFT UP/Level Infinite