レインコードの「評価とレビュー」について掲載しています。ゲームプレイをしての評価とレビューを掲載していますので、超探偵事件簿RAINCODEを購入を検討している方は是非ご参考ください。
クリアレビューになるため一部ネタバレが含まれています。
閲覧はご自身の責任の元、
ご覧いただくようにお願いいたします。
レインコードの評価
総合評価 | 14点/20点 |
---|---|
ストーリー | ★★★★★ |
謎解き・謎迷宮 | ★★★☆☆ |
育成システム | ★★☆☆☆ |
ボリューム | ★★★★☆ |
クリア時間 | 30時間程度(メインのみ) 50時間程度(依頼なども含め) |
レインコードのレビュー【ストーリー編】
■ポイント
- 様々な要素がつまったストーリー
- フルボイスの掛け合いが非常に多い
- 探索要素で世界観の掘り下げ
- 謎解きは優しめ
- 謎迷宮は若干淡白
様々な要素がつまったストーリー
レインコードのストーリーは記憶を失ったユーマが目覚めるところからスタート。第0章の事件で超探偵たちとの出会い、死に神ちゃんとの出会いを経てカナイ区に潜む謎を解き明かしていくことになります。
最初こそ何事にも戸惑いながら事件の調査をするユーマですが、優秀な教育係こと死に神ちゃんの助けもあり物語を進めていくうちに「探偵」として成長していきます。
物語の主軸こそカナイ区最大の謎に迫る「ミステリー」ですが、ユーマの成長譚として、ボーイミーツガールとして、バディもののアクションとしてと様々な要素が詰まっており、一粒で何度も美味しいストーリーを楽しめるのがレインコードの魅力だと感じました。
フルボイスの掛け合いが非常に多い
レインコードをプレイしていて1番驚いたのはボイス付きの掛け合いの多さです。
流石にすべての調査ポイントでフルボイスではありませんが、事件に関わる部分を調べた際はほぼ全てフルボイスの掛け合いがありました。
また、街を歩いているだけでも特定のポイントで死に神ちゃんが移動して話し始めたりと、ちょっとした場面でもボイスによって楽しめたのが非常によかったです。
その分プレイ時間が増した
ボイスが非常に魅力的な為に、一つ一つのボイスをしっかりと楽しんでいると1つの章のメインストーリーだけでもおよそ5〜6時間かかります。
飛ばすことで時短をはかれますが、個人的には飛ばさないほうが余すところなく楽しめると思いました。
探索要素で世界観の掘り下げ
ストーリーではメインの事件に大きくスポットが当たるために、それ以外のカナイ区の住人や超探偵の日常的な部分はストーリーだけをすすめているとあまり見えてきません。
各章で発生している「依頼」や「記憶の断片」を集めることで見られる「探偵たちの語らい」を見ることによって、より世界観が掘り下げられ深みを増していきます。
そのため探索に面倒臭さを感じてしまうような場合は世界観について少し薄味に感じてしまうかもしれません。
【関連記事】
・依頼攻略一覧
・記憶の断片一覧|入手場所
謎解きは優しめ
各章の謎解きは非常に丁寧な導線が引かれているため真実への道筋が比較的わかりやすいと感じました。
そのため、難解な謎をじっくり考え紐解いていくようなミステリーが好みの場合は少し物足りなく感じるかもしれません。
一方でミステリーというジャンルへとっつきやすいため、入門編として最適だと思いました。
謎迷宮は若干淡白
本作のメイン要素の一つである謎迷宮では選択肢やQTEを解答して進みながら、謎怪人を推理デスマッチで打倒して真実を解き明かしていきます。
問題のデザインは事件ごとに異なりますが、ほぼすべての章において同じイベントシーンが使用されていたり、見た目こそ違えどやることは同じといった謎解きが多いために、少しバリエーションの少なさを感じてしまいました。
しかし、謎迷宮に関してもキャラたち(とくに死に神ちゃん)がボイス付きで非常に良く喋ってくれ、会話が楽しかったため飽きは感じませんでした。
レインコードのレビュー【システム編】
■ポイント
- 育成システムはやりこみ要素
- 要求されるアクションは難しめ
- 場面転換のロードが長い
育成システムはやりこみ要素
レインコードには育成システムとして「探偵ランク」を上げることで覚えられる「迷宮スキル」があります。
迷宮スキルはあくまで謎迷宮の各要素を簡単にするためのもののため、アクションが苦手な人への救済要素ではありますが、極論習得・セットせずともクリアすることができてしまいます。
現状では習得をコンプしたり、探偵ランクをとにかく上げたりなどのやりこみ要素に落ち着いてしまっているのがもったいない点と感じました。
【関連記事】
・探偵ポイントの効率的な稼ぎ方|探偵ランク上げ
・迷宮スキル一覧
・おすすめ迷宮スキル
要求されるアクションは難しめ
レインコードでは調査中に発生するQTE、謎迷宮での選択肢、推理デスマッチなどでアクションを要求されます。
時間制限のあるQTEや謎解きは普段アクションゲームやQTEがあるゲームに慣れていないと難しいのではないかと感じました。
また、推理デスマッチも操作自体はシンプルですが、相手の投げかけてくる文章を矛盾がないかかみくだきながらのアクションとなるため、通常のアクションよりも難しさをかんじました。
ただし、基本的にはミスをしても先へ進む場合がほとんどで、謎迷宮内のアクションも最終的なリザルトの良し悪しを気にしなければクリアはしやすいため、大きく物語の進行を阻害する要素にはなっていません。
【関連記事】
・難易度はある?|難しさの調整方法も掲載
・謎迷宮の解説と攻略のコツ
・推理デスマッチのコツ|基本操作まとめ
場面転換のロードが長い
レインコードにおいて1番気になってしまった点といっても過言でないのはロードの長さです。
基本的に地区から地区への移動やイベントの場面転換などにロードがはさまります。通常時はそこまで気にならない(少し長めではある)のですが、推理デスマッチへの移行時のロードが非常に長く、フリーズしてしまったか不安になります。
3Dキャラクターを運用している分しょうがない面でもあるとは思いますが、ストーリーへの没入を阻害する要素ではあるため、改善を希望したいポイントです。
レインコードのレビュー【総評】
総評:ダンロンの正当進化といえる意欲作
総評としてレインコードは前身の「ダンガンロンパ」という高いハードルがありつつも正当進化を示した意欲作であると感じました。
ダンロンシリーズをプレイしていた方にはしっかりとダンロンっぽさを感じさせてくれ、プレイしたことない方でもストーリーの濃厚さでレインコードの世界に引き込んでくれます。
エンディングも最高で攻略班は絶賛ロスに陥ったので、ぜひDLCや次作にも期待したい作品です。
【関連記事】
・攻略チャート一覧
・クリア後の追加要素と引き継ぎ要素
・エンディング分岐はある?
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