2019年度配信予定の新作アプリ『アークナイツ』の先行プレイレポートをお届け。気になるゲームシステムや魅力を余すところなくご紹介!
※記事内容および画像は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
『アークナイツ』ってどんなゲーム?
Yostarが新たに手がける超大作
『アークナイツ』は、Yostarが新たに手がけるスマートフォン向けゲームアプリだ。鉱石の影響で現れた「感染者」と呼ばれる特異体質者たちを巡る戦いを描いた本作は、戦略的なタワーディフェンスや、美しいイラストと豪華声優陣が彩るキャラクターたち、奥深いゲームシステムなどが光る大注目のタイトルとなっている。
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本格的なタワーディフェンス
パーティを編成しよう
早速ではあるが、おそらく皆様が一番気になっているであろうバトルパートについて解説していきたいと思う。戦闘前にはオペレーター最大12人+サポート1人からなるパーティを編成する。詳しくは後述するが、ここでの選出が勝負を決定づけるといっても過言ではないほど、パーティ編成の重要度が高いということを覚えておいて頂ければ幸いだ。
敵の侵入を阻止せよ
『アークナイツ』というゲームの主軸をなしているのが、こちらのタワーディフェンスだ。赤色のエリアから出現し、青色のエリアへと侵入しようとしてくる敵を、耐久値(侵入されても耐えられる敵の数)が0になる前に全滅させるのがバトルの目的となる。
時間の経過とともに右下に表示された所持コストが増加していく。各オペレーターは画面下部のアイコンをタップし、設定された配置コストを支払うことで出撃させることができる。基本的に強力なオペレーターほど配置コストは高くなる傾向にあるため、コストをできる限り貯めたいが迫り来る敵も処理しなければならないというジレンマに苛まれる。
それぞれのオペレーターには攻撃範囲が設定されており、その範囲外に敵がいたとしても全く関わることはできない。配置後に移動や向きの変更はできないため、敵の出現位置や進撃ルートを意識しつつ、熟慮の上で出撃させる必要がある。
ちなみにオペレーターは倒されたり自主退却させた後、一定のクールタイムの後に再出撃させることも可能だ。自主退却させた場合にはある程度コストが返還されるため、配置に失敗した際やピンチの時には潔く引くのも一つの選択だろう。
「敵の自陣への潜入を防ぐ」ことを目的とするタワーディフェンスにおいて、攻撃力やHPと同じくらい大事なのが“ブロック”というステータスだ。これは「足止めできる敵の数」を表しており、例えばブロックに優れたオペレーターを細い通り道に配置し、足止めしている間に遠くから術攻撃や銃弾をたたき込むといった戦略を取ることが可能になっている。
オペレーター解説
近距離戦を得意としたオペレーターとしては、先鋒・前衛・重装の三つが代表として挙げられる。「先鋒」は攻撃力やブロックに欠けるものの、低コストかつコストを獲得する能力を持っており切り込み隊長の役割を果たしてくれる。「前衛」は破壊的な攻撃力を持つアタッカーであり、バトルにおける要といえる存在だ。「重装」は堅牢なHPと防御力を誇り、ブロックできる敵の数が非常に多い。
近距離攻撃を専門とするオペレーターは比較的攻撃範囲が狭いものが多いが、狙撃と術師は広範囲に遠距離攻撃を放つことができる。「狙撃」は攻撃速度も速く、空中を飛ぶ敵に物理攻撃を与えるのには最適だ。「術師」の攻撃速度は遅めだが、物理攻撃があまり通らない敵に対しても大ダメージを与えることができる。
その他にも味方の回復に特化した「医療」、多種多様な攻撃手段を持つ「特殊」、戦闘支援に長けた「補助」など、様々な能力を持ったオペレーターが存在している。キャラクターによって役割は全く異なるため、特定のオペレーターに偏ることなく、バランスよく配置していくことが勝利には不可欠だ。
「スキル」の発動で形勢逆転
とはいえどれだけ策を尽くしても、物量で押し込んでくる敵の大群に劣勢になってしまう場面は必ずある。そんな時に便利なのがオペレーターごとに設定された「スキル」だ。SP(スキルポイント)が溜まった配置済みのオペレーターをタップすることで、任意のタイミングまたは自動でスキルを発動できる。本作には攻撃力強化や回復範囲強化といった様々なスキルが存在しており、上手く使えば起死回生の一手となるだろう。
「総力戦」と呼ぶに相応しいバトル
ここまで記してきた通り、『アークナイツ』のタワーディフェンスは基本的に様々なオペレーターを駆使し、全員の力を引き出すことで勝利を掴みとるデザインとなっている。低コストのキャラクターで先陣を切りつつ、徐々に出撃キャラを増やしていき、時にスキルで敵の猛攻を凌ぎつつ、漸く貯めきったコストで強キャラを出す、というカードゲームにも似たシステムは、ユーザー側に「ゲーム」を遊んでいるという実感を持たせるに十分な戦略性を持っている。
これが『アークナイツ』の全貌だ
圧倒的な完成度を誇る「作戦」
メインコンテンツである「作戦」では、莫大なエネルギーを持つ源石(オリジニウム)によって「鉱石病(オリパシー)」が蔓延してしまった世界を舞台に、感染者を迫害する大国「チェルノボーグ」と、暴力によって抗う感染者組織「レユニオン・ムーブメント」、そして感染者自身の手で感染者問題の解決に取り組もうとする専門組織「ロドス・アイランド」が複雑に絡み合うシリアスかつ重厚な物語が綴られる。
プレイヤーはロドス・アイランドのドクターとして、前線に立ってオペレーターたちを指揮しつつ、治療法と紛争解決の両方を探っていくことになる。本モードでは基本的にストーリーとバトルが交互に展開されていくのだが、先が全く読めない刺激に満ち溢れたシナリオはゲームプレイにおける強烈な推進力となっている。陰鬱な世界にありながらも希望を追い求めようとする主人公たちの姿は胸にくるものがあり、血で血を洗う戦いの先には想像を絶するカタルシスが待ち受けている事だろう。
あなたの手で「基地」を再建
本作にはなんと主人公たちの拠点である“ロドス基地”を自らの手で創り上げていくモードが用意されている。「基地」では施設を建造して資源を獲得したり、オペレーターの体調を管理したりすることができる…のだが、ゲーム開始時点では施設は全然無くあまりにも寂しい状況だ。プレイヤーは何もないところから、一歩ずつ広大な基地を完成させていくことになる。
縦長の空間はエレベーターを表しており、ドローンを消費して“整理”することで他のエリアへと道が繋がっていく。部屋においても同様に整理をした後、施設を建造できる。基地にはコントロールルームの「制御中枢」をはじめ、あらゆる施設に電力を供給する「発電所」や、オペレーターの体力を回復してくれる「宿舎」など複数の施設が用意されており、ただ見ているだけでも楽しい。無論多数のゲーム的なメリットが存在しており、「製造所」で素材を生み出して「貿易所」でゲーム内通貨などと交換するといったことが可能だ。
加えてそれぞれの施設には“施設レベル”があり、生産力などをより強化して行くことが可能だ。ただそのためには「加工所」で建築材料を作らなければならない…など、その奥深さはまさに底なし。電力や素材、ドローン、配置人員など複数のリソースを管理しつつ、基地を少しずつ拡大させていくゲーム性はさながら「基地経営シミュレーション」の様相を呈している。
緻密なキャラクター描写
可愛らしくも凛々しいデザインや豪華声優陣の起用など、並々ならぬキャラクターへの注力を感じる本作だが、ゲーム内においてもその描写は極めて緻密だ。それぞれのオペレーター画面では、プロフィールから個人履歴、果ては健康診断の結果に至るまで、綿密に練られたキャラ設定を味わうことができる。なおキャラクターには“信頼度”が設定されており、一部の個人履歴やボイスは信頼度上昇によって解放されるため、世界観を深く知りたいという思いがゲームへのモチベーションへとつながる仕組みとなっている。
加えて非常に独創的なのが「図鑑」だ。六角形の組み合わせで表現された画面ではオペレーターの所属団体やキャラ同士の関係性が一目でわかるようになっており、多数の組織が複雑に交差する入り組んだ世界観が、たった一枚のスクリーンショットからも伝わってくる。
やり込みがいに溢れる育成要素
各オペレーターは、レベルアップすることでステータスが上昇していく。経験値は作戦記録というアイテムと龍門幣(お金)を消費することで入手できる。オペレーターのレベルが最大になると特定の素材を使うことで「昇進」が可能になり、ステータス上限の解放に加え、新たなスキルや固有能力の獲得、攻撃範囲の拡大といった大幅な強化が見込める。
加えて特定のアイテムを使用することでオペレーターの基礎ステータスや固有能力を強化できる「潜在」や、スキルそのもののレベルアップといった要素も用意されており、単純なレベリングだけではない本作における育成システムの充実が伺える。
先行プレイ感想
以上が『アークナイツ』のプレイレポートになるのだが、最後に作品紹介の中に盛り込むには難しい、主観100%の感想を述べさせていただければと思う。筆者がプレイを続ける中で終始感じていたのは、何よりもその「作りの丁寧さ」に尽きる。ゲームにおける最初の一時間には往往にしてその作品における全ての体験が凝縮されているのだが、まさにその入り口部分にあたる作戦の序章が、本作における細部への作り込みを体現していたのが印象深い。
『アークナイツ』のタワーディフェンスはその戦略性故に、プレイヤー側が取れる選択肢が極めて多岐にわたる。だが本作では最初に説明する事象を最小限に絞り、ストーリーの過程に戦術指南を巧妙に混ぜ込んでいる。そのため物語を楽しみながら、序章が終わる頃にはバトルシステムの大部分を把握できるような仕組みとなっているのだ。長すぎるチュートリアルに、プレイに入る前から疲れてしまった…などといった不満は本作とは無縁である。
こういったディテールにこだわる設計思想は、『アークナイツ』全体を包み込むコンセプトになっている。例えば「基地」一つとっても、四角く括られたマスに施設名が書かれていればそれで経営シミュレーションとしては十分楽しめるのにも関わらず、タップをすればちゃんと3D化したロドスでの生活が映し出される。単なる横並びの羅列でなく、オペレーター同士の関係性を可視化した「図鑑」などはまさにその象徴だ。
「戦略性に富んだバトル」「緻密に練られたストーリー」「美麗なキャラクターデザイン」という、それぞれが他を圧倒するほどの三本柱を誇る『アークナイツ』において、一見地味にも思える“丁寧さ”が心に残るということは、即ちゲームにおける全てが高水準に纏まっていることの証左に他ならない。「戦闘が面白そう。」「世界観に惹かれる…」「イラストが可愛い!」 結局のところ、始めるきっかけは何でもいい。細部に至るまで一切の妥協を許さない作品全体の精緻さに気付いた頃には、一大組織となったロドスを率いて、沢山のオペレーターから慕われる一流研究者の姿がそこにあることだろう。
『アークナイツ』の事前登録情報
11月20日より事前登録の受付を開始しました。登録者数に応じて正式サービス開始後に配布される特典が豪華になり、20万人突破で純正原石8個と記念家具がプレゼントされます。
事前登録のやり方
『アークナイツ』の事前登録は、以下の方法で行うことができます。
① | 公式サイトから入力フォームにメールアドレスを登録 |
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② | Twitterの公式アカウントをフォロー |
③ | LINEの公式アカウントを友だち追加 |
『アークナイツ』事前登録特典一覧
事前登録者数 | 特典 |
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1万人達成 | 龍門幣×29997 |
3万人達成 | スカウト券×3 |
7万人達成 | 求人票×9 |
10万人達成 | 緊急招集票×15 |
15万人達成 | ★5「オペレーター・サベージ」 |
20万人 | 純正原石×8 記念家具 |
『アークナイツ』のゲーム概要
アプリタイトル | アークナイツ(中国版:明日方舟) |
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配信日 | 2020年1月16日配信予定 |
ジャンル | タワーディフェンス |
対応OS | iOS/Android |
事前登録 | あり |
価格 | 基本プレイ無料/アイテム課金制 |
運営 | Yostar |
開発 | HyperGryph |
公式サイト | 『アークナイツ』公式サイト |
公式Twitter | 『アークナイツ』公式アカウント |
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