【ユーリ!!! on ICE】第2話のあらすじ・感想・評価まとめ/2016秋アニメ

コーチとしてユーリが一番好きな食べ物を知りたいと勇利の大好物のカツ丼を食べ気に入るヴィクトル。しかし勇利に対してはそんな豚みたいな体じゃ何を教えても無駄。去年のファイナルの体型まで戻さなきゃコーチする気になれないと厳しいセリフを言い放つ。

「どんなリンクですべってる？」「この町には何がある？」「好きな女の子はいるの？」「練習より先にまずお互い信頼していく関係から作っていこう。」「君のことをなんでも教えてくれ。」と言い寄るヴィクトル。そんなヴィクトルから逃げる勇利は、今更ながらずっと憧れだったヴィクトルとの近さに改めて実感がわきドキドキしていた。

トレーニンングで行った長谷津城をバックに撮った写真をネットにアップした結果、全世界にヴィクトルの居場所がばれ、メディアはもちろん、ヴィクトルの行方を捜していたユーリにも知られることになる。

「やっと見つけた。待ってろよヴィクトル」とヤコフ（コーチ）に黙って勝手に長谷津にきたユーリ。写真や地元の人を頼りに勇利とヴィクトルがいるアイスキャッスルに向かう。

その道中、昔ヴィクトルとした約束を思い出していた。
「４回転なしで世界ジュニアで優勝したらヴィクトルが振付けしたプログラム俺にちょうだい！」「いいよ。最高にシニアデビューにしてあげる」
その約束を果たしてもらいにユーリはヴィクトルを追いかけてわざわざ長谷津にまでやってきたのだった。

アイスキャッスルで再開する勇利とユーリ。「俺の方が先に振付けしてもらう約束だった、全部お前のせいだ、謝れ。」と怒鳴るユーリに対し「本人に聞いたらいいよ」ヴィクトルの元に案内する勇利。

そこには来シーズン用のショートプログラムを練習しているヴィクトルがいた。
「ヴィクトルは観客を驚かせることを一番大事にしてる」「世界中を振り回して来たけど、もうみんな何をやっても新鮮には驚かない。本人がそれに一番気付いてる」「自分にイマジネーションが沸かないなんて死んでるのと一緒さ」と語るユーリ。

ユーリが長谷津にいることに「何か用か？」と尋ねた時のユーリの反応を見て
「その顔はあれか、俺は何か約束を忘れてるってことかな？」と悪びれる様子もなく答えるヴィクトル。

約束は約束！と新しい振付けを作ってもらわないと気が収まらないユーリ。
そこでヴィクトルは名案を思いつく。ヴィクトルのショートプログラム用の曲（アレンジ違い）を使って、それぞれにプログラムを作り、どっちがより観客を驚かせることができるか一週間後に発表会をする！というものだった。

ヴィクトルは勝った方の言うことを聞く。という条件に一週間後に勝負をすることになった二人のユーリ。
ヴィクトルなりに勇利について知ろうと勇利を知る人を訪ね「勇利を王子様に変える魔法」が必要と答えを見出す。

『「愛について～Agape～」テーマ：無償の愛』
『「愛について～Eros～」テーマ：性愛としての愛』
「愛」がテーマでアレンジ違いの曲を聞いてもらい、それぞれにどんな感じがするか？と問う。
お互い自分にしっくりくる方を伝えるが、ヴィクトルの出した答えは、それぞれのイメージとは対極的な曲だった。
「逆がいい！イメージ違うだろ！」と抗議するユーリであったが…

「皆がイメージすることの真逆をしなきゃびっくりしないだろ？俺のモットーだ」
「君達は自分の思ってるより無個性で凡庸だからもっと自覚をした方がいいよ？」
「自分で自分のイメージを決めるとかよく言えるよね。観客からしたら子豚ちゃんと小猫ちゃんだ」
「あと一週間で俺の納得できるレベルにならなきゃ振付け、どっちもナシだから」
「二人とも、俺のファンならできるよね？」と論破されてしまう。

それぞれが勝った時に叶えたい願いとは…
ユーリ「コイツに勝ったらヴィクトルにはロシアに帰ってもらう。そして俺のコーチになれ！それが俺の願いだ！」
勇利「ヴィクトルと…かつ丼食べたい。これからもいっぱい勝って、いっぱいかつ丼食べたい」
二人の熱意を感じて目を輝かせるヴィクトル。
『いいね！そういうの大好きだよ』