【青エク1期まとめ】2期（京都不浄王編）からでも楽しめる青の祓魔師のあらすじ

2017冬アニメで放送される『青の祓魔師京都不浄王篇（青エク第2期）』を観る前に1期を観た人も観ていない人もアニメを100％楽しんでいただくため、1期のあらすじ（ストーリー）や青エクに登場する重要ワードを紹介しています。

青の祓魔師（青エク）はどんな話

主人公「奥村燐」は喧嘩っ早く、悪魔や鬼と呼ばれ、幼い頃から周囲に恐れられてきた少年。ある日燐は養父である祓魔師の「藤本獅郎」から燐が悪魔の子供。それも
「魔神（サタン）の落胤」だと知らされる。そんな燐の前に「実の父親」だと名乗る「魔神」が現れた。サタンは藤本の体を乗っ取り、燐を「虚無界」へと連れ去ろうとする。その際、燐は藤本から預かった「降魔剣（こうまけん）」を抜くことで悪魔として覚醒し、脅威を逃れる。しかし、養父の藤本は、燐を守って死んでしまう。己の無力さを悔やんだ燐は、祓魔師になり養父の仇であるサタンを倒すことを固く決意する。

作品情報

『青の祓魔師』は、加藤和恵による漫画作品で、漫画雑誌『ジャンプスクエア』（集英社）にて、2009年5月号より連載中。テレビアニメの第1期は2011年4月〜10月にかけて放送され、その後2012年12月28日には、全国東宝系にて劇場版「青の祓魔師」が公開された。

京都不浄王編の放送概要

第2期となる『青の祓魔師京都不浄王篇』は2017年1月6日より放送が開始され、第1期の続き（原作部分の続き）から物語がスタートしている。コミックスでいうと5巻の内容にあたる。

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青の祓魔師の1期のあらすじ

1期のオリジナル設定は無しであくまで原作にあるストーリーの続きから2期がスタートしているため、1期の原作部分（コミックス4巻まで）のあらすじを紹介します。
※以下ネタバレとなりますので、これからコミックスを読む方、アニメを1期から視聴しようとお考えの方はご注意ください。

1期の主な登場人物紹介

キャラクター	キャラ紹介	キャラクター	キャラ紹介
奥村燐CV.岡本信彦	魔神（サタン）の落胤という運命を背負った15歳の少年。粗暴な面もあるが、明るく温かい性格の持ち主。	奥村雪男CV.福山潤	燐の双子の弟。真面目で心優しい性格で、将来の目標は医者になること。祓魔の才能に溢れ、史上最年少で祓魔師となった天才。
藤本獅郎CV.藤原啓治	燐と雪男の養父であり、南十字聖堂院の神父。最強クラスの祓魔師「聖騎士（パラディン）」でもあった。	メフィスト・フェレスCV.神谷浩史	藤本獅郎の友人と名乗る謎の男。正十字騎士團に所属する名誉騎士で、燐を祓魔師の道へ導く。
杜山しえみCV.花澤香菜	雪男が贔屓にしている祓魔用品店・祓魔屋の少女。草花の世話が大好きで、性格はかなりの天然。	勝呂竜士CV.中井和哉	不良のような外見とは裏腹に、成績優秀で真面目かつ努力家。感情的な面もあり、燐と対立することも多いが、面倒見のよい兄貴肌。
志摩廉造CV.遊佐浩二	ピンク色の髪の毛が印象的な少年。勝呂竜士の父親の弟子にあたり、祓魔塾でも勝呂らと行動を共にすることが多い。	三輪子猫丸CV.梶裕貴	勝呂竜士の父親の弟子。勝呂・志摩と共に上京し、祓魔塾の塾生となる。心優しく温和な性格で、勝呂のなだめ役にまわることも。
神木出雲CV.喜多村英梨	祓魔塾塾生の少女。気が強く、いわゆるツンデレな性格の持ち主。口調はキツいが、実は仲間思いの面も。	霧隠シュラCV.佐藤利奈	正十字騎士團の上一級祓魔師で、獅郎の弟子。燐に剣術を教え、雪男に助言をするなど双子のよき理解者。
アーサー・O・エンジェルCV.小野大輔	ヴァチカン本部勤務のシュラの上司だが、シュラからは全く上司扱いされていなかったりする。	アマイモンCV.柿原徹也	「地の王」と呼ばれる虚無界の権力者の一人。メフィストを兄と呼ぶ。燐に興味がある模様。

青の祓魔師における重要ワード

祓魔師	悪魔に対抗する技術を持ち、悪魔払いを行う者たち。
悪魔	虚無界の住人で、生物・無生物問わず様々な物質に憑依する。
物質界（アッシャー）	人間たちの住む世界
虚無界（ゲヘナ）	悪魔の住む世界
青い炎	魔神サタンとその息子の燐だけが使うことができる炎。悪魔に対しても有効。聖水や神酒によって消火できる。
青い夜	16年前、サタンが世界中の有力な聖職者（祓魔師）たちを大量虐殺した事件。
正十字騎士團	あらゆる宗教の祓魔師が集まる世界組織。本部はヴァチカンのサン・ピエルパオロ大聖堂地下に所在。
八候王（バール）	「地の王」アマイモン、「腐の王」アスタロト、「水の王」エギュン、「氣の王」アザゼル、「蟲の王」ベルゼブブ、「火の王」イブリース、「時の王」サマエル、「光の王」ルシフェルの8名で、各々の属性に連なる悪魔たちを統率する王族。

青エク第1期あらすじ

主人公は魔神サタンの子！

双子の兄・奥村燐と、弟・雪男は、養父であり、「南十字聖堂院の」神父・藤本獅郎によって育てられた。

15歳になった弟の雪男は、成績優秀で名門正十字学園高等学校に進学、一方兄の燐は喧嘩ばかりの毎日を送っていた。燐は獅郎の紹介で就職の面接に向かう途中、先日喧嘩をした少年グループと出くわし、そのリーダーに因縁をつけられ襲われるも、突如自身の体から青い炎が出て驚く。

『その青い炎はサタンの炎！父上様がお待ちです。』

突如悪魔の姿に変異したリーダー格の少年がそう告げた時、そこに獅郎が呪文を唱えながらやってくる。獅郎の呪文によって少年から無事悪魔を追い払うことができたが、自分がサタンの子だと獅郎から告げられ動揺する燐。そんな燐に獅郎は「降魔剣」を手渡す。

『この鞘の中にお前の炎を移植して封印している。抜けばお前は、悪魔の体に戻り、２度と人間として生きられなくなる。』

鞘を抜かず肌身離さず持っているように言われ、さらに1枚の紙を手渡される。渡された紙にかいてある獅郎の友人・メフィスト・フェレスの元で今後は生活をするように言われるも訳がわからず、ひどいことを言ってしまう燐。その直後、獅郎の体にサタンが入り込み体を乗っ取られてしまう。燐は、持っていた降魔剣で、なんとかサタンを追い払うが、獅郎の体も一緒にダメージを与えてしまう。

エクソシストになってやる！

獅郎は死に燐は手渡された紙を手がかりにメフィスト・フェレスに会いに行く。そこで燐はメフィスト・フェレスに『大人しく我々に殺されるか、我々を殺して逃げるか・・・』という選択を迫られるが、『俺は、人間でも悪魔でもない！だったら祓魔師（エクソシスト）になってやる！』と宣言する。

正十字学園の理事長も務めているメフィストについていった燐は、正十字学園の入学式で今度から通う祓魔塾の先生が雪男だった事を知り驚く。雪男は、子供の頃から燐が悪魔だという事を知っていて、兄と父を守り、強くなる為に祓魔師になろうと思ったという事を雪男自身から聞かされる。事情を知った雪男は、父が何故死んだのかを燐に問う。『兄さんのせいで父さんは死んだ。兄さんも死んでくれ。』という雪男に対し燐は、『俺は強くなりたい。俺のせいでだれかが死ぬのはもう嫌だ。』と、弟と共に祓魔師となって悪魔と戦う事を誓う。

杜山しえみとの出会い

雪男が贔屓にしている祓魔用品店「フツマヤ」に燐もついていくことになり、そこにある広い庭で燐は足の不自由な少女・杜山しえみに出会う。
しえみは亡くなった大好きな祖母から聞かされた『天空の庭』に行ってみたいという夢を燐に話す。しえみの足が悪い原因は祖母が残したこの庭のせいだと諭す母と衝突し悩んでいるしえみに対し、燐は『お前が本当にやりたいのは、天空の庭を探す事だろ！ばあちゃんが死んだ庭を守る事じゃねえだろ。』と言われ気付いたしえみ。すると突如しえみの足に宿っていた悪魔が姿を現し、しえみの体を完全に捉えてしまう。燐と雪男は協力しあって、悪魔を封じる事に成功すると、しえみの足が歩ける様になる。翌日、しえみは燐と同じ塾に入り、雪男の元で祓魔師を学ぶ事となる。

祓魔塾開講！

祓魔塾では、勝呂竜士、志摩廉造、三輪子猫丸らと出会う。
勝呂竜士が祓魔師になるキッカケとなった『青い夜』の話を志摩廉造と三輪子猫丸から聞かされ、初めはなかなか打ち解けなかった燐と勝呂竜士だが、次第にお互いを認め始めるようになる。

一方、成績優秀で勝気な少女・神木出雲と友達になりたいと努力するしえみだが、それを利用し、神木出雲は、しえみを使いっ走りの様に扱うようになる。

寮で一週間の強化合宿をする事になった塾生達。その寮で出雲と友人の朴（ぱく）の前にナベリウスというグール系の悪魔が出現する。朴が、ナベリウスに襲われてしまうが、朴に『真剣な人をバカにするのって、私好きじゃない…』と言われていた出雲は動揺し、心の弱さによって力が発揮出来ない。そこへしえみや雪男、燐が参戦し悪魔を退散させることができたが、後日またグール系の悪魔が現れる。燐やしえみや勝呂たちみんなが必死に戦っている姿を見て出雲は、『どうかしていた。私らしくない！』と強い心を取り戻し、２体の白狐を操りながら詠唱を唱えみんなを守ろうとする。その結果無事悪魔を祓う事が出来た。

俺もお前と一緒なんだ

藤本獅郎の使い魔だったケットシーの『クロ』が巨大化して暴れているとの情報が入り、雪男はしょうがなく処分しようとするが、燐は『俺が頭使って戦ってやるよ。』といいクロに向かっていった。クロはただ獅郎がいなくなって寂しかっただけなんだと理解し、自分も同じ気持ちだと手を差し伸べるとクロの巨大化は解け、クロは燐の使い魔になった。

アマイモンの狙い

正十字学園の遊園地『メッフィーランド』にゴーストの目撃や被害報告が入り、燐としえみはペアを組んで探索する事になった。

子供のゴーストを追いかけていると、燐の頭上から突如アマイモンが現れ降魔剣を引き抜いてしまう。体から怒りに任せ青い炎が燃え盛り凶暴化する燐。アマイモンは燐の降魔剣を折ろうするが、そこへフードを被った人物が立ちはだかる。
『お前みたいな大物がどうやってこの学園に入った？メフィストの手引きか？』とアマイモンに問うと、やっぱ止めたとアマイモンは姿を消した。フードの人物は、上一級祓魔師の霧隠シュラと名乗りフードを脱ぎ捨てる。

『アタシは藤本獅郎の弟子だったんだ。』

シュラは師匠・獅郎から燐に剣を教えて欲しいと頼まれていた。初めは受け入れる事が出来なかったが、燐が戦う姿を見て、燐の成長を見届ける覚悟をするシュラ。そしてその後祓魔塾で講師として魔法円・印章術・剣技を塾生に教える事になった。

3日間の実戦合宿が始まり、そこで再びアマイモンが燐たちの前に現れる。みんなの見ている前で、燐に降魔剣を抜く様に仕掛けてくるアマイモン。雪男からは『罠だ。』と言われるも、燐はずっと隠しつづける事は無理だと、降魔剣を抜いてしまう。その結果燐の体から青い炎が燃え盛るのを全員に見られてしまう。

そこへアーサー・O・エンジェルが登場し、この件についてメフィストの懲戒尋問を行う事が決まったと告げ、証拠としてサタンの子である燐が連れて行かれる。尋問の結果、燐が半年以内に祓魔師認定試験に合格するまで、この話の続きは保留という事になった。その頃、雪男は塾生に燐はサタンの子だという事と、今までの経緯を告げる。燐は、祓魔師認定試験に合格すべくシュラの弟子となって剣の使い方を教えてもらう事になった。・・・2期へ続く。
　

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