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【パズドラ】パズドラの神について知ろう!~アテナの物語~

パズドラの神について知ろう!~アテナの物語~

こんにちは弥生丸です。パズドラのレアガチャモンスターは神が多いですよね。だけど正直、その神がどんな物語りを持つのか殆ど知らない。気になる方も多いのではないでしょうか? そこで調べて、自分なりに物語りにしてみました。予備知識として役立てれば幸いです。記念すべき第一回はアテナ。理由はアテナPTが好きだから笑

※注、現代風にアレンジ&脚色しているのでギリシア神話とは異なる箇所もあります。

アテナの物語り

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薬局と我が家を往復するのは、これで三度目だった。別にマラソンしているわけではない。買い忘れたものを買いにいったわけでもない。三度も薬屋を訪れていながら、ゼウスは何も買わずにいた。欲しいものがある。だがそれを買う決心がつかなかった。結果を知るのが、恐ろしかった。

しかし……と自分に言い聞かせる。こんなことをしていても埒があかない。未来は必ずやってくる。それは避けようもない。なにより俺も男だ。自分で撒いた種は自分で解決しなければならない。

四度目の決心をし、ゼウスは重く、しかししっかりとした足取りで我が家を出た。再び薬局へと向かう。道中、正妻のヘラの顔が浮かんだ。このことがバレたらどうなるだろうと思った。恐ろしかった。だがそれよりも恐ろしい妄想が、ゼウスの脳内を支配していた。死にたくない、死んでたまるか、強くそう思った。

意を決して、薬局の自動ドアをくぐった。目当ての物がある陳列棚はすでに把握してある。さっきも目の前までいったのだ。しかし手が伸びなかった。だが今度は手を伸ばす。すでに四度目だ。

目的の商品を握ると、早足でレジに向かった。店員の目が痛かった。こんなにも会計が長いと感じたのは初めてだった。「○○円になります」という声が、どこか白々しく聞こえた。

薬局を出たゼウスは、膝に手を当て、まずは大きく息を吐いた。精神を消耗していた。しかし休んでなどいられない。携帯を取り出すと、電話帳から「メティス」の番号を表示させて電話をかける。

「買ったぞ」

『……そう』

「いまどこにいる?」

『いつものホテル』

いつもなら、その言葉に興奮を覚えたはずだった。しかし今日は、そんな感情は微塵もない。

「わかった。いまからいく」

ホテルに到着すると、受付で部屋番号を聞いてから、エレベーターに乗った。部屋のドアを叩くと、カチャリと鍵の開く音がした。扉を開く。ブラウスにフレアーのロングスカートを纏った巨人族の女神、メティスが待っていた。ゼウスは後ろ手で部屋の鍵を閉めた。

無言で薬局で買った商品を差し出した。メティスは冷笑した。寂しそうな笑顔、といってもいいかもしれない。

「あなたが奥さん以外に妊娠検査薬を使うことになるなんてね」

「いいから、早く調べてくるんだ」

そんなに慌てなくてもいいのに、そういいながら、メティスはゼウスから妊娠検査薬を受け取った。手洗いへと姿を消す。ゼウスはどっとソファーに腰をおろした。

 

『妊娠したかもしれない』

その電話をメティスから受けたのは、昨夜の零時を過ぎてからだった。正妻のヘラが毎日23時頃に就寝することを知っているメティスは、24時以前には電話してこない。無論、かけてくるなともいってある。

報告を受けたゼウスは、言葉を失った。浮気している以上、そういう事態を全く想像しなかったわけではない。しかし現実味はなかった。まさかこんなことになるなんて思いもしなかった。

浮気が正妻のヘラにバレることも恐ろしいが、それよりも恐ろしいことがゼウスにはあった。

ぐぅーと腹が鳴った。今日は朝から何も食べていない。胃の中はからっぽだ。いざとなれば……そう思い、ゼウスは息を飲み込んだ。

メティスが手洗いから出てきた。予告もなく、ゼウスの前に妊娠検査薬をかざす。それに焦点を合わせる前にメティスがいった。

「やっぱり、妊娠してるわ」

ドッと心臓が波打った。両手を膝の前で合わせて握る。こうなった時の次の言葉は決めてある。

「それで、どうするんだ?」

「どうするって?」

「生むのか?」

「もちろん、生むわ」

「マジでいってるのか?」

「こんな時に嘘つくと思う?」

「ファイナルアンサー?」

「ファイナルアンサー」

次の瞬間、ゼウスは大きく口を開いていた。メティスの瞳が驚愕に見開かれる。だが言葉を発する暇はなかった。ゼウスは一瞬にしてメティスを丸呑みにした。

『男の子が生まれれば、その子はあなたを殺すでしょう』

ゼウスは預言者に、そう予言されていた。メティスの腹の中にいるのは、男の子か女の子かはわからない。しかし子供を生ませるわけにはいかなかった。自分の地位が危うくなるのだ。

ふぅと息を吐いてから、ゼウスはホテルの一室をあとにした。ドアノブにかけられている表示を「起こさないで下さい」に変えておいた。これで、すべて解決したと思っていた。

数ヶ月後……

ゼウスは頭痛に悩まされていた。頭が痛くて痛くて仕方なかった。耐えられないので鍛冶の神、ヘパイトスに頭をかち割ってくれと頼んだ。

「しかしゼウス様、そのようなことをしては死んでしまいます」

「大丈夫だ、俺は死なない。全知全能の神だからな」

「……しかし」

「いいからやれ!頭が痛くてかなわぬのだ!この頭をかち割ってくれ!」

ヘパイトスは恐る恐るといった感じで両手に握った斧を振り上げた。目を瞑り、ゼウスの頭目掛けて振り下ろす。ゼウスの頭がパックリと割れた。次の瞬間、ヘパイトスは驚愕に目を見開いていた。おぎゃーおぎゃーと赤ん坊の泣き声が響く。なんと、ゼウスの頭の中から赤ん坊が生まれてきた。

メティスのお腹の中にいた赤ん坊は、ゼウスに丸呑みにされ、死んだわけではなかった。ゼウスの体内ですくすくと成長を遂げていたのだ。

かち割られた頭を抑えながら、ゼウスはヨロヨロと立ち上がった。

「男か? 女か?」

「女の子でございますゼウス様」

「そうか」

ヘパイトスの手の中にあった赤ん坊をゼウスは受け取った。天に向け、高々と掲げる。陽光が射し、生まれたばかりの赤ん坊はキラキラと輝いた。

「おまえの名はアテナ。アテナだ!」

ゼウスは叫んだ。それに呼応するように、赤ん坊は「おぎゃー」とひときわ大きな声で泣いた。

ゼウスとメティスの子、アテナの誕生であった。

続く。
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