ミニ四駆超速グランプリ(超速GP・アプリ版ミニ四駆)の重心の調べ方や、調整するメリットについて解説しています。セッティングウェイトの効果/使い方や、重心を調整する方法も紹介しているので、マシンの重さが偏ってしまっていて、重量のバランスを取りたい時などに、是非参考にしてください。
重心の調べ方
マシン診断の「前後の重心」で確認
重心が前後のどちらに偏っているかは、「マシン診断」を行うことで確認することが可能です。「前後の重心」の項目が0なら偏りはありません。+の数字がついている場合は前に偏っているので、フロントを軽くするかリヤを重く、-の数字がついている場合は後ろに偏っているので、リヤを軽くするかフロントを重くして調整しましょう。
マシン診断の詳しいやり方などは以下の記事で紹介しているので、やり方がわからない人は是非ご確認ください。
マシン診断のやり方
重心を調整するメリット
ジャンプの成功率がアップ!
マシンのジャンプの成功には、ジャンプ時のマシンスピードの他に、重心の位置が関係してきます。重心が前後のどちらかに傾きすぎていると、着地がうまくいかずコースアウトしたり、着地後にマシンがなかなか安定せずタイムが落ちたりします。
ジャンプが原因でコースアウトしたり、ジャンプ後の速度が遅い場合は、一度重心の位置を確認してみましょう。
重心が原因とは限らない
上記であげた、ジャンプ後のコースアウトや速度低下は、重心だけが原因とは限りません。単純にスピードが出過ぎている場合や、着地直後のバウンドが原因となることもあるので、ジャンプがうまくいかない時は、以下の記事も参考にしつつ一度マシン全体を見直してみましょう。
コースアウトの対策とおすすめパーツ
重心にこだわりすぎるのも良くない
マシンの重心はできるだけ0に近づけた方が良いのは事実ですが、そのためにパーツをつけすぎて遅くなったり、外しすぎてコースアウトするようでは意味がありません。ジャンプギミックが少ないコースでは重心が偏っていてもあまり問題はないので、普段は気にせずセッティングしましょう。
重心を調整する方法
セッティングウェイトで手軽に調整
ショップ購入で獲得できる「セッティングウェイト」は、2、4、6、8gの重さのものがあり、セットするだけでマシンの重心を手軽に調整することが可能です。ただし、最低2gの重さがあるので、セットしたら重心が逆に傾いてしまうこともある点には注意しましょう。
ウェイトはマシンを遅くするのにも使える
ウェイトは重さ以外のステータスがないため、重心の調整以外では、基本的に装着するメリットはありません。しかし、ジャンプギミックの多いコースなど、一部のコースでは速度の出過ぎがコースアウトの原因となるため、重さを増やすことができるこのウェイトは、簡易的な速度ダウンパーツとしても使用することができます。
より細かい速度調整をするならステーやスタビライザーなどをお勧めしますが、応急処置や他のパーツで足りない場合はウェイトの使用も検討しましょう。
パーツの取り替えで調整
パーツの中には、近い性能でわずかに重量が異なるものも存在しています。特にタイヤとホイールは、パーツ名の「リヤ/フロント」のみが違うもの(※)だと、重さ以外のステータスが同じことも多くあります。
ウェイトで調整できない場合は、これらで調整してみるのも良いでしょう。
※例:ホイールの「小径タイプ1(緑)・リヤ」と「小径タイプ1(緑)・フロント」は重さ以外のステータス・スキルが同じ。
改造を使い分けて微調整
基本的に、ここまでこだわる必要はありませんが、重心をより細かく調整したい場合は、パーツ改造で調整しましょう。
改造の中には、「限界軽量化」や「軽量化」などのメリットとしてパーツを軽くするものや、ステーの「剛性補強」のようなパーツが重くなるデメリットのあるものが存在します。
これらの改造を施す、あるいは避けたり、改造の強化を調節することでより細かく重心を調整することも可能です。