【ユーリ!!! on ICE】第4話のあらすじ・感想・評価まとめ/2016秋アニメ

憧れだったヴィクトルが、自分だけに毎日つきっきりで教えてくれている…それがどのくらい凄いことか改めて実感しつつ、コーチ料の心配をする勇利。

GPFで優勝するにはフリーに三種類の四回転入れたいという勇利に対し、四回転一種類でもPCS満点出せばいいと言うヴィクトル。

ここで、採点方法の解説〜

★ジャンプ、スピンなどの技術要素点＝TES（テクニカルエレメンツ）
★振付け、曲の解釈などの演技構成点＝PCS（プログラムコンポーネンツ）
その二つを足して減点を引いたものが総合得点。

勇利本人曰く、自分はジャンプ失敗してTESが稼げなくてもPCSで持ち返すってパターンが多いとのこと。

そんな勇利に対し、自分の気持ちを話すヴィクトル。
「僕がユーリに惹かれたのは音楽さ。その体が奏でるようなスケーティングそのものだ。それを活かした高難度のプログラムを作りたい。それは俺にしかできない。そう直感したんだ」
さらに次のフリーのプログラムは自分でプロデュースしてみようかと発案する。

「何で勇利に曲を選ばせなかったの？」と勇利の前コーチに電話で話しを聞くことにしたヴィクトル。
その理由は、いつも自分に自信を持てないでいた勇利自身にあった。

前コーチの思いを知り改めて宣言する勇利。
「僕、GPFリベンジしますから！」

一方、ユーリは日本から帰国後練習に真面目に取り組むようになっていた。
そこに元ボリショイ・バレエのプリマ リリア・バラノフスカヤが現れる。

「フリーのプログラムは私が振付けます。今シーズンのプリンシパル…いいえ、プリマになりなさい。魂を売ってでも勝ちたいのなら」

「…魂売ったぐらいで勝てんのならこの体ごといくらでもあんたにくれてやるよ」

既存の曲をコーチに選んでもらって振付けも任せる。
それが勇利にとっての当たり前だった。
でもヴィクトルは違った。
自分で振付けをし曲だって新しい物を作り、自分物語を産み出した。
勇利は自分もいつかそんなふうにできたらと考えていた…

そんな時タイのリンクで練習しているというピチットのSNSが目に入り電話をかける。

結局お蔵入りになってしまったデモ曲を作ったという音大の女の子のことが勇利はずっと気になっていた。
そんな勇利に対し、ピチットは探りを入れてみると返答する。

曲を決めかねる勇利に対し、「なんでそんなに自分の判断を信じられないんだ」と問うヴィクトル。
その話の流れでつい八つ当たりをしてしまう。

翌朝、罪悪感に苛まれる勇利をヴィクトルは海に誘う。

そこで、勇利は自分の過去の話をし、ヴィクトルに対する思いを告白する。
「ヴィクトルはヴィクトルでいてほしい。僕はずっと憧れてたんだ。僕の嫌なとこ見せたくなくてあんな無視したりして…全部スケートで返すから」
ヴィクトルはその言葉を受け入れ返答する。
「OK 手加減はしないよ。それが俺の愛だからね」

ピチットからの連絡があり、例のお蔵入りになった曲を作りなおしてもらえることになった勇利。
ヴィクトルに報告し、更にヴィクトルが飛べるジャンプを全部教えて欲しいとお願いする。

一方、リリアとの特訓の成果が確実に現れてきたユーリ。
「俺はこの容姿でいられる時間が短いんだ。いま利用できるものは全部つっこんで、絶対勝つ」と決意する。

曲名を決めていなかったとヴィクトルに言われ、迷いなくCDに曲名を書く勇利。
その曲の新しいテーマは「僕の愛について」
９月。いよいよヴィクトルと僕のシーズンが始まる。