ミニ四駆超速グランプリ(超速GP・アプリ版ミニ四駆)での、最速マシンの組み方、最速セッティングについてまとめています。速いマシンセッティングの組み方が知りたいという方は是非ご覧ください。
最速マシンの組み方~はじめに注意すべきこと~
パーツをつけ過ぎると遅くなる
マシンを構成するパーツのうち、「ステー」、「ローラー」、「スタビライザー」、「ウェイト」、「アクセサリー」は、必須パーツではありません。
コースアウトの防止や、スピード/パワーロスの軽減などの効果がありますが、考えなしにつけると、重量や、デメリットスキルによる速度低下を引き起こすことがあります。特に重さは、重すぎるとコースアウトしやすくなるなどデメリットが多いので基本は軽い方が良いです。
「アクセサリー」はメリットの強いパーツが多いので基本的につけておいた方が良いですが、残りはコースアウトしない限りはつけなくても良いでしょう。
(※重量による加速力低下を利用するセッティングも存在します。)
上矢印の青文字でもデメリットになるスキルがある
パーツの持つスキルの中には、メリットを表す青で表示されていても、効果が一長一短のものや、所持しているデメリットの効果が低いことを表しているだけのただのデメリット効果も含まれています。
表示が青くても、詳細説明を確認し、本当にメリット効果か確認しましょう。
なお、デメリットスキルを持っていてもステータスが高ければ結果的に早くなることもあります。(とくにアクセサリーなど)
厄介な表示の例
※特に厄介なスキルのみを載せています。
効果が一長一短のもの | |
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エアロDF | 主にマシンやウィングが持つスキル。数値が高いとコースアウト防止効果が高くなり、最高速が下がる。 コースアウトしやすい場合は上げた方が良いが、そうでないなら低い方が良い。 |
ローラー効き | ローラーが持つスキル。。数値が高いとコーナーでのコースアウト防止効果が高くなり、コーナーで減速する。 コースアウトしやすい場合は上げた方が良いが、そうでないなら低い方が良い。 |
所持しているとデメリットになる | |
詳細数値が低い方がメリットになるスキルは、数値が0=スキル未所持の方が良いものとなります。
また、詳細数値は最終的にマシン全体の合計で判定されるため、パーツ毎の数値が低くても、スキル所持パーツをつけ過ぎれば高くなり、デメリットも強くなります。詳細数値が一定値を超えているとアイコンもデメリットを表す赤に変わります。※1 ※2 |
|
スピードロス改善 | スピードが出しにくくなる「スピードロス」を持つことを表すスキル。ホイール、タイヤ、一部のアクセサリーなどが持つ。 |
パワーロス改善 | パワーが出しにくくなる「パワーロス」を持つことを表すスキル。ホイール、タイヤ、ギヤ、一部のアクセサリーなどが持つ。 |
ギヤ相性 | スピードとパワーが出しにくくなる「ギヤ負荷」を持つことを表すスキル。シャーシ、モーター、ギヤ、一部のアクセサリーなどが持つ。 ▶︎ギヤ相性/ギヤ負荷についてはこちら |
※1 これらにスキルは、詳細数値が下がると青アイコンのスキル名につく数値が上昇します。スキル持ち同士でアイコンを使って比較する場合は、通常のスキルと同じように、青で数字が高い方が優秀です。
※2 改造のメリットにこれらの数値が記載されている場合は、詳細数値の減少=デメリット効果の軽減が行われます。
最速マシンの組み方~パーツ選び~
ボディは《ボディ特性》で選ぼう
ボディパーツは、ステータスやスキルの他に、「ボディ特性」(コース適性ではない)という、特殊効果を所持しています。コースによって、最速になるものは変わりますが、基本的には以下の4つ(特にスピードアップ)が速度UPに繋がる特性となります。
※スピードアップ+やかっとびマシンなど、上位互換となる特性も存在します。
特性名 | 効果 |
---|---|
スピードアップ | 最高速度(速度の上限)が上がる。長い直線のあるコースで活躍 |
節電UP | 距離の長いレースでも減速しにくくなるスキル「節電」の効果をアップさせる。節電スキルがないと意味がないので注意。現環境ではほとんどのコースで最速 |
パワーアップ | 加速力(最高速度に到達する早さ)が上がる。坂やコーナーなど、ギミックが多いコースで活躍 |
コーナー速度アップ | コーナーで減速しにくい。コースの大半をコーナーが締めるコースで活躍。上記のものより汎用性は低い |
より詳しいボディの選び方や、おすすめの改造方法は以下の記事をご覧ください。
おすすめのボディ特性と改造一覧
FMボディとFMシャーシはセット
ボディとシャーシの中には、モーターを前にセッティングするFMタイプのものが存在しています。FMタイプのボディは、FMタイプのシャーシを使わなければセッティングできないので注意しましょう。(また、FMシャーシにもFMボディしかセットできません。)
モーターは長い直線が多ければレブ、汎用性ならトルク
ショップの購入などでも獲得できる4つのモーターの中では、レブとトルクが高い性能を持っています。ストレートの多いコースなら最高速度の高いレブチューン、ギミックの多いコースなら加速力の高いトルクチューンが優秀です。
より詳しいモーターの選び方や、おすすめの改造方法は以下の記事をご覧ください。
モーターの種類とおすすめ改造※ハイパーダッシュなどの、期間限定の強力なモーターがガシャで登場する場合もあります。
ギヤ比は小さい方が早い
ギヤの名称についている数字は、数値の差が小さい方が最高速が伸び、ストレートなどで有利となります。
しかし、ギヤ比が小さいとパワーが出せず、登り坂を登りきれないこともあるので、コースによって使い分けましょう。
より詳しいギヤの選び方や、おすすめの改造方法は以下の記事をご覧ください。
ギヤの選び方とおすすめ改造
※3.5:1超速ギヤなどの、期間限定の強力なギヤがガシャで登場する場合もあります。
タイヤ/ホイールは前を小さく、後ろを大きく
タイヤ/ホイールは、フロントを小径に、リヤを大径にすることで基本的にはスピードがアップします。また、パーツの名称の「フロント/リヤ」は、あまりスピードには関係ないので、気にせず性能で選びましょう。
タイヤ/ホイールは、ものによってコースアウト防止効果などが高いものもあるので、より詳しい選び方や、おすすめの改造方法は以下の記事をご覧ください。
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▶︎タイヤの選び方とおすすめ改造 | ▶︎ホイールの選び方とおすすめ改造 |
ローラーは前後装着が基本
ローラーは、マシンを減速させるスキルを持つパーツなので、一見装着しない方がよく思えてしまいますが、ローラー未装着だと、コースアウトばかりしてまともに走ることができません。
つけすぎると遅くなってしまいますが、前後1つ程度であれば、マシンが安定して結果的にタイムが延びることが多くなっています。減速効果の強さは、ローラーによるので、しっかりステータスを見比べて装着しましょう。
なお、スピードを求めるなら初めはサイドを外しておくのがおすすめです。
また、名前に「ベアリング」の付くローラーは、デメリットスキル「ローラー減速(ローラー抵抗)」が低いのでおすすめです。
ローラーの選び方とおすすめ改造
アクセサリーは基本的につける
アクセサリーの中には、一見するとデメリットスキルがあるように見えるものがあります。ですが、超速GPにおけるアクセサリーは、マシンに元からついている見えないアクセサリーと入れ替える形でのセッティングとなります。
なので、マシン全体で見た場合は、デメリットスキルが緩和されることがほとんどで、一部のデメリットスキルの増えるパーツもメリット効果の方が上回るものとなっています。
マシンに元からセッティングされているアクセサリー
パーツ分類 | ギヤ負荷 | スピードロス | パワーロス |
---|---|---|---|
ピニオンギヤ | 700 | 0 | 400 |
シャフト | 0 | 1200 | 0 |
軸受け(ベアリング) | 0 | 1200 | 0 |
プロペラシャフト | 700 | 0 | 300 |
※5/13時点で実装されているアクセサリーでは、以下のカテゴリーのアクセサリーがセッティングされていない場合に自動でセットされている状態になっています。
※クラウンギヤなどもセットされているようですが、現状では入れ替えパーツが実装されていないため検証できません。
シャーシはスラスト角に注意
シャーシは、ステータスの他に、「スラスト」のスキルが重要になってきます。スラストは、フロントにローラーを装着している時に効果が発動し、数字が高いほど、コーナーでマシンが安定しますが、スピードも下がってしまいます。
スラストは、フロントステーにも設定されていて、合計値によって決まるので、コースアウトしないギリギリの組み合わせにすることが重要となります。
より詳しいシャーシとスラストの選び方や、おすすめの改造方法は以下の記事をご覧ください。
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▶︎シャーシの選び方とおすすめ改造 | ▶︎ステーの選び方とおすすめ改造 |
最速マシンの組み方~強化~
改造はやり直せない
パーツの強化方法である、改造はやり直すことができません。『とりあえず改造して後からやり直す』はできないので、レアリティの高いパーツ(特に星4以上)は、しっかり改造の内容を考えてから実行しましょう。
改造の注意点やおすすめの改造方法など、詳しいことは以下の記事で解説していますので、改造を行う前に是非ご覧ください。
改造のおすすめと仕組みについてはこちら
改造は追加されることもあり
パーツ改造の改造の種類は、アップデートの際に追加されることがあります。頻繁なことではないですが、現在のシーズンでは使わないパーツなのであれば、素材のみ集めておいて、改造などは使うタイミングで行った方が良いでしょう。
肉抜きでボディを軽量化
ボディパーツは、ドレスアップから肉抜きを行うことで重さを減らすことができます。肉抜きを行うとボディの見た目が変化し、元に戻せないので、見た目にもこだわる人は注意しましょう。
なお、それ以外のドレスアップはマシン性能に影響しません。ドライバーを乗せても重くなったりはしないので、好きなようにドレスアップしましょう。
ウデマエ強化で強化上限アップ
改造を行うと、その項目は強化することができます。強化上限はウデマエと同じレベルまでとなるので、最速のパーツを作るためには、腕前も上げておく必要があります。
なお、デメリットのある強化は、デメリットも増すので注意しましょう。
ウデマエの上げ方とメリットはこちら
ステーやローラーがスピードアップパーツに?
ステーやローラーなど、本来マシンを安定させるパーツの改造にも、スピードなどのステータスを上昇させるものがあります。本来のこれらのパーツの役割を考えるとあまり取ることのない改造です。しかし、速度上昇用のパーツにするように割り切った改造を行えば、マシンのスピードアップを行うことができるパーツとして扱うことができるようになります。
速度アップパーツとして扱うには、ある程度の強化レベルが必要なので、ウデマエが上がってから試すようにしましょう。
最速マシンの組み方まとめ
早くてもコースアウトしたら意味がない
どんなに速いマシンでも、コースアウトしては意味がありません。コース毎にギミックは異なり、それによって重視するべき項目も変わってきます。各コースの最速セッティングは存在しても、全コースで最速はなく、所持しているパーツの組み合わせで有効なパーツ・改造の組み合わせも変わってきます。
各コースや、自身の持っているパーツを上手く組み合わせて、自分なりのコース最速マシンを組み上げましょう。
速度は上がったけどどうしてもコースアウトしてしまう場合は、以下に対処法を載せているので、是非ご覧ください。
コースアウトの対策とおすすめパーツ
バランス調整にも気を配る
超速グランプリでは、ゲーム更新時にパーツやスキルのバランス調整が行われることがあります。上方修正の調整でもマシンのバランスが崩れてコースアウトすることになりうるので、メンテナンス後などは、お知らせからバランス調整が行われていないかしっかりチェックしましょう。
バランス調整まとめ
てす